本当にズルいおそ松さんのまねきねこ(すきっと)コラボ攻略法
この記事を執筆している今も2019年のコラボ第3弾を開催中です。
このコラボ、グッズ販売とは異なり「カラオケで高得点をとることによってコースターや缶バッジ、アクスタがもらえる」というハードルが課せられています。
まあこの記事をご覧の方はわかってると思うので細かい説明は省きます。
みなさんが知りたいのはズヴァリ「攻略法」ですよね。
Twitterで時々見かけるのですが、「ビブラートをかけない」とか「アーアーアーやナーナーナーみたいにひとつの音で歌う」とかは攻略法じゃなくてただの「歌うコツ」だと思っています。
本当の攻略法がなぜ隠されているのかもあわせて説明したいと思います。
そのへんの事情も考慮して一応今回のコラボ期間が終わってからこの記事を公開しようと思っていたのですが、後出しでランキングという鬼畜ルールはひどいなと思ったのと、真面目に頑張って1枚2枚のコースターしか手に入らなかったり、ドリンク飲んだり売り上げに貢献している人ほどリターンがないという「正直者がバカを見る」を地でいくこの状況にモヤモヤし続けてきたし、終わる前に暴露してしまうことにしました。
さすがに半年もやってるし今暴露したところでランキングが大きく変動することもないと思うので、(延長がなければあともう1ヶ月もないのですが)コースターとれずに泣かされてきた方が少しでも獲得できると良いなと思います。
すきっとの採点システム
まず「すきっと」の採点システムですが、普段カラオケをする人ならわかると思いますがこいつ尖りすぎてます。
D○MやJ○YS○UNDといったカラオケの採点というのは、音程のほかにビブラートや音量の強弱、しゃくりやこぶしといったテクニックをあわせて採点しています。
すきっとは完全に「音高」を判定しています。
「音程」ですらない、音高です。
たとえば440Hz(A4、いわゆる高いラの音)から1音となりの466.164Hz(A#4、ラ#)に移動するとき、人の歌う自然な音程の流れでは、450Hzあたりの高さの音が混ざったりしますよね。
しかしすきっとの採点ではそんなものは認められません。
少しでもずれたら減点です。
脱線:
このシステムをみんなクソだと言いますが、音高に関しては正確すぎるので、ほかの「儲けるためにユーザーに気持ちよく歌わせて甘い採点をする」機種と違って、歌の練習をするには実はけっこう使えますよ。
他の機種だと、音が微妙に外れているときにも「しゃくり」や「こぶし」と判定されたり、声のブレを「ビブラート」と判定されたり、1音のズレに満たない外れ方は外れていないように表示されたりするので、自分でなんとなく違うな〜と思っていても直し方がわからないことがあります。
すきっとなら目で見て上にずれてるとか下にずれてるとか一目瞭然です。
ストイックに音高を矯正するのにはかなり有用です。
脱線しましたが、というわけですきっとにおいては「歌をうまく歌える」かどうかは採点にまったく関係ありません。
多くの人が攻略法として挙げている「ビブラートをかけない」というのは、この音高からはずれないように、聴き心地のまったく良くない平べったい音をまっすぐ出せ、という意味です。
「アー」とか「ナー」とか1つの音で歌えというのも、ブレを少なくするため、まっすぐ声を出しやすくするためのテクニックです。
ただ、音痴の人から言わせれば、それがわかっても攻略法にはならないと思うんです。
だって、その高さの音を自由に安定して出せるなら音痴で悩んでないから。
(ちなみに細かいこというと9割の人は音痴です。程度の差があるだけで、音痴だと思ってないみんなも音痴なんですよ。カラオケ上手い人でも、雰囲気でうまく聴こえるけど音高が合ってないという人がたくさんいます)
結局のところ、曲に合わせてピッタリと音高を合わせて声を出せる人しか、コースターをもらえないのが現状です。
まっすぐ正確に音を出すだけのゲームだと思え
すきっとの採点基準は「音高」です。
つまり「感情表現」や「声量」など、人間のもつ「歌唱技術」ではありません。
正確な高さの音がマイクに入力されれば基準が満たされます。
もうわかりますよね。
マイクに向かってmidi音源を流せば歌わなくていいということが。
(ちなみにこれは「攻略法」じゃないんで、ここだけ読んで「なんだそんなことか」と思って回れ右しようとしてる方、まあ最後まで読んでください。これはすきっとの攻略法ではあるんですけど、おそ松さんコラボの攻略法ではないです。)
自分でキーボード叩いてmidi録音して曲に合わせて流しときゃいいんです。
卑怯ですか?
いいえ、すきっとの採点がそういうルールのゲームなので、卑怯でもなんでもありません。
D○MやJ○YS○UNDのように録音して人に聴かせるわけでもないし、あなたのパフォーマンスに応じて景品がもらえるルールではないのです。
「正確な高さの音を出すことでしか点がとれない採点機能で高得点をとる」ことがゲームクリアの条件なんです。
歌の練習をしたり、人と得点や歌唱力を競うのであれば、自分の体を使って歌うべきですけどね。
というかD○Mで楽器を使って100点とかとってる人がたまにいるんですが、あれは何がしたいのかよくわかりませんね。人に聴かせるわけでもなく100点という数値がつくだけなのに、それやってどうするんだっていう…ただランキング上位にいたいのかな…意味わからんな…
私は疑い深くひねくれた人間なので、コースターを大量獲得しつつガセ攻略法を広めている人たちは本当はこの方法を使っていると思うし、人に教えないのは獲得できない人にダブりをなるべく高くたくさん売るためだろうなと考えています。
あとはランキング式の場合にライバルを増やさないためっていうのもあると思いますね。
おそ松さんに関しては途中までランキングはなかったので前者の意味合いが強そうです。(今回の第3弾で後出しされたランキング式はちょっとひどいですね、他のジャンルみたいに最初から出てればまだしも)
先に挙げたような「歌うコツ」を親切に丁寧に説明してる人たちも、それを攻略法として広めることで、真の攻略法からみんなの目をそらそうとしてるんじゃないかと疑ってるんですよね。
もしそうではなく純粋に変な歌い方して100点目指してるんだとしたら申し訳ない。
ほんと、申し訳ないですけどかなり非効率なので、それ、おすすめしません。
私はひたすらmidi流しておいてイヤホンで別の曲聴きながらPC作業したり仕事の書籍読んだりして時間を有効活用しています。
どの曲で実践するのが最適なのか
おそ松さん×まねきねこコラボのポイントの仕組みだと、3分10秒以上の曲で95点を出したら300ポイントになり、1曲歌うだけで1枚コースターがもらえます。
枚数を稼ぐには300ポイントに足りるギリギリの長さの曲をひたすらローテーションしていくことです。
しかしそれだと缶バッジやアクスタが欲しい場合には非効率です。
なぜなら曲と曲のスパンが1回50秒ほどあるから。
その間は歌唱時間にならないわけですから、短い曲で回数が増えれば増えるほど、1時間あたりで得られるポイントが減ります。
(第3弾でえいがサントラのジャケットが表示されるようになりましたが、あれさらにロス増えてません?)
缶バッジやアクスタを狙う場合、何万ポイントととる必要があり、ほっといてもコースターは勝手に集まります。
そこでポイント効率を考えるならば、なるべく長い曲で最低95点以上とる、という必要が出てきます。
おそ松さんでいうと「SIX SAME FACES〜今夜は最高!〜」とか「SIX SHAME FACES〜今夜も最高!〜」とかになります。
ガセ攻略法の記事とか動画を真面目にぜんぶ見たことがないのですが、すきっとの曲のランキングを見ると「今夜も最高」がぶっちぎり1位なので、おそらく攻略法としてこの曲が紹介されてるのかなと想像しています。
違う理由だったら教えてください。自分で探せ?うーんだってめんどくさい
でも実は一番おすすめなのは、「今夜は最高」の方です。
先ほどmidi音源を流すという攻略法を暴露しましたが、疑問がわくと思います。
「楽器できないし耳コピできない」(いや、がんばれよ)
「midi音源を作るなんて難しそう」(いや、がんばれよ)
「曲が始まるたびに再生するタイミングが難しい」(せやな)
「ループするときにずれるから放置できない」(わかる)
まあ、それでもやればいいと思います。歌うよりはるかに楽で確実に点数とれるので。
でも、「今夜は最高」ならそんな手間すら必要ないんです。
私がこれが本当の「攻略法」だと思ってる部分です。
「今夜は最高」は同じ音を流し続けるだけで点数がとれる
いや、ガセネタ流してる人たちならすでにここまで到達してるかもしれないな黙ってるだけで。
大勢に「今夜も最高」を歌わせておいてランキングをカモフラージュし、自分だけ「今夜は最高」をひたすら…カイジみたいな世界だな…
まずは騙されたと思って音叉アプリを使って、「C4」(ドの音)をマイクに向かって流し続けてみてください。
すきっとの採点システムは音高や音程には厳しいですが、「タメ」「走り」そして「オク下(オク上)」には甘いです。
「今夜は最高」は台詞部分がずっと同じ音の連続になっています。
また、イヤミの歌唱部分も、トト子ちゃんと違って音程の差があまり激しくありません。
オクターブ違いは当たり判定されるため減点されません。
また、比較的オクターブ違いの箇所が多いため前後のタメ・走りも当たり判定される部分が広いです。(細かいリズムで短い音や高低差のある音程が多いと、このメリットが得られないため「今夜も最高」の方では実現できません。)
実際のガイドメロディのドット通りでなくても減点が少ないため、C4を流しっぱなしにするだけでコンスタントに97点をとり続けることが可能です。
C5でもいけますがちょっと高くてうるさく感じるので、C4がマイクもちゃんと拾える高さでちょうど良いと思います。
ただ音叉アプリを何時間も起動していると端末が発熱してくるので、私はC4を延々流し続けるmidiを作り、iTunesに入れてiTunesで再生するようにしています。
これでループし続けるのでタイミングも関係ないし、ずーっと放置できます。
あ、さすがに知ってる人も多いと思いますけどテンポは最速にしときましょう、テンポ変えても歌唱時間のカウントは元の時間のままです。
性善説で考える「攻略法」を誰も広めない理由
先ほど指摘したように、この攻略法をおそらく知っているであろう人たちがそれを隠す理由として考えられることは、「自分だけが楽して入手したい」「ほかの人が入手できないほうが都合が良い」という性悪説で見てしまうのですが、性善説で考えることもできます。
この攻略法が広まることで考えられる懸念点はこれです。
コ○ダカが、midiで得点が出せないような採点システムに改修してしまうこと。
採点システム側で対策されてしまうとこの手は使えなくなります。
そうすると自分も景品がもらいにくくなるのですが、自分だけでなく当然ほかの「普通に歌って景品を獲得している人たち」も、もらいにくくなってしまいます。
たとえばD○Mのように不自然なビブラートをかけないと点数が出ないシステムになってしまったら?
J○YS○UNDのように原曲と違うバーに忠実なリズムで棒読みをしないと点数が出ないシステムになってしまったら?
これ、もともと歌が上手い人たちもやりづらいし、すきっとに特化した人たちもやりづらくなってしまいます。
採点システムが高度になればなるほど、別の小手先の技術が必要になってきて、景品を獲得できる人の母数が減ります。
そうするとダブりを交換したり譲渡することもできなくなってきて、結果的に、歌える人も歌えない人も景品が手に入らなくなります。
これはめっちゃ困りますね。
そこで「みんなあくまでも自分で工夫して歌ってますよ〜」というフリをしてるということが考えられます。
次回コラボで生きるのか、それとも死ぬのか
ただ、実際のところ採点システムって諸々の特許とかかなりいろいろあってですね。
第○興商とエク○ングのほぼ二強の状態の中、参入したコ○ダカのすきっとが現状アレなんですよね。
ああいう形の採点システムにしか(技術的に不可能なのではなく手段として)できなかった、という可能性が高いです。
もちろん技術力が追いついていないというのもあるかもしれませんが、そうそう簡単に対策されて大きく採点システムが変わるということはないと踏んでいます。
できるとしたらせいぜい「今夜は最高」のmidiデータをもっと細かくきれいに打ち込み直すくらいのことかと思います。
それでもやられたらかなりめんどくさくなっちゃうんですが、もともとこの攻略法を使わずがんばっていた人にとっては何も変わらないので、同じ方法で継続すれば良いかと思います。
追記:
ちょうどこの記事を出した7/4に、あらたにコ○ダカの特許・実用新案の公知がありました。こういう感じで楽曲データの生成方法が変わったり進化していくといずれ通用しなくなるわけです。
そもそもすきっとのアニメコラボ特化って、苦肉の策だと思うんですよね。
すきっとが導入されはじめたころって、本当にただの「曲も少なく音もひどい使えない機種」でしかなかったと記憶してるのですが、いつの間にかこんなふうにコラボしまくってたんですよ。
おそらくですが、コ○ダカ側のねらいとしてはあくまでも「すきっとの普及」「ルームの稼働率改善」つまり業界内のシェアを掴みとるビジネスであって、景品にかかるコストが多少嵩んだとしても、マーケティングとしては成功である可能性があります。
むしろ攻略法があることがわかって、みんながこぞって挑戦するために部屋を埋めてくれるほうが良い。
(原価率や粗利率考えたらコラボドリンクの注文が増えるのが営業利益そのものには一番いいと思いますが、店舗の拡大やすきっとの設置数など業界シェアという視点では稼働が大事なので)
もし次回のおそ松さんコラボがあったとして、コ○ダカが対策してくるようなら「きちんと歌ってお楽しみください」ということだと思うのでそのようにすれば良いし、してこないのであればこの方法でみんながハッピーになれば良いのです。
結局のところ暇な人が勝つ
どんなに楽に点数をとる方法があろうと、ルームに入室しなければならない以上、「拘束時間」の問題はなくなりません。
みんなが同じ時間で同じ点数をとれるようになったとしても、今までもこれからも、「入室する時間(とお金)がある人」が一番稼げるわけです。
コースター1枚も、缶バッジもアクスタも、獲得するために必要なミニマムの時間は変わることはありません。
とくに累計ポイントでもらえる景品が欲しい場合、ひとつのアカウントでポイントを積まないといけないので、ランキングに関しても暇人しか勝てないルールです。
(学生と主婦と日勤の人と夜勤の人とかで共用アカウント作って昼夜まわして景品を分ける方法もあるでしょうがトラブルすごそう)
(タイムチケットとか使って人にやらせる方法もあるでしょうがトラブルすごそう)
そうなるとお金はないけど時間がある人がポイントをせっせと貯めて、お金はあるけど時間がない人がその景品をお金で買う、という方法でwin-winになる感じでしょうか。
試算してみましょうか。
ワンカラの缶バッジを欲しい場合
「今夜は最高!」を97点でまわすと1回あたり420ポイントくらいとれます。
缶バッジひとつは30,000ポイントなので、だいたい71回くらい必要です。
「今夜は最高!」1曲をテンポ920で流し、次曲までのロスタイムを追加するとだいたい5分かかります。
355分=約6時間ですね。ひえ〜
まあ特別な技術は不要なので東京都の最低賃金985円×6時間で5,910円。
(「人にどこかに行って何かしてもらうことを頼む」ということには、最低でもこれだけお金が必要ってことなんで、今までケチなことを考えていた人は認識をあらためましょう)
ワンカラの6時間分のルーム代ですが、新宿で平日のモーニングフリータイムなら1,200円、週末のモーニングフリータイムで1,500円、週末フリータイムなら2,200円。
1個目でほしいのが当たればいいですけどね〜もし運良く当たっとしても、だいたい7,000円くらいはかかる計算ですね。
あと頼む相手の交通費とかもありますからね。
ワンカラという限られた地域にしかない店舗に行ってもらって缶バッジをとってもらう、しかも自分の欲しいやつ。
この代行を頼むなら、またはすでに入手した人に譲ってもらうなら、いったいおいくらお支払いすべきなのか、見えましたかね?
まあアクスタにしか興味がなく、缶バッジイラネって奇特な人がダブったのを数百円で譲ってくれることもあるかもしれませんが、自分からそれを要求するのはドケチにもほどがありますので、メルカリとかオタマートを覗いて文句言ってる人たちは襟を正しましょう。
ちなみに数百円で売ってる側が安く売るなって文句言われたりするのは、しょうがないかなって思います。モノの価値を低くして需給バランスと物価を崩すのは将来全員の首を絞めますからね…
アクスタはまねきねこでもとれるので、まふとか使えば学生さんは低コストで荒稼ぎできますね。うらやましい。
この景品に関してはとくに学生と社会人で価値の感じ方がだいぶずれるんじゃないかと思います。
数百円の価値しかないと思うなら人に頼まず自分で取ってこい。
現場からは以上です。
2019/7/13追記:
Twitterでも補足ツイートしてるのですがこちらに私の考え方をまとめておきます。
Q. こういう不正は許せない
A. 「不正」というのは端末を改造して歌唱データを書き換えたり、サーバをクラッキングしてコースターの抽選結果を書き換えたりすることだと思っています。
本来のカラオケシステムで遊技(備え付けの機器を改造せず使用し、マイクに正確な音高を入力)している以上は不正ではなく、あくまでも「採点機能」を「攻略」しているだけとの認識です。
Q. 歌っていないのだからキャンペーンの参加方法として不正では?
A. キャンペーンのルールをご確認ください。
ルールとしては「ポイントを蓄積するとステージをクリアできる」です。
なおここで書かれている「歌唱採点結果」「歌唱分数」というのはデータの名称でしかないので歌唱という単語を用いた意図をエスパーするのはナンセンスです。ルールとして「人間が歌唱しろ」と明示されていない、これが明確な事実です。
Q. ルールの裏をつくような真似をして恥ずかしくないのか!
A. 上記の通り裏はついていません。これは裏技ではなく「オモテ技」です。
裏技ではなく「攻略」しているだけの「攻略法」です。
すきっとの採点方法、ノリタメの仕組みなども、世の中に公知されている技術です。
特許って読んでるとほんと面白いですよ、いろんなモノの仕組みがわかります。おすすめです。これは万人に知る権利と機会が与えられており、これを知っていることはズルくありません。
Q. でもちゃんと歌ってないのは悪質なユーザーでは?
A. ルールとは別の倫理的な意味で問題視した場合の話ですが…
それを認めるならば、機械に合わせて歌詞を無視して「アーアーアー」という発声をしているのを「おそ松さんの歌を歌っている」とは言えないということも認めなければなりません。
強弱をつけず、いわゆる歌唱技術をすべて捨てて、音高だけに忠実な機械的で気持ち悪い声をマイクに入力することを、「ちゃんと歌っている」とは言えないというのが私の考えです。
自分はもともとカラオケ自体が好きで他の機種で「ちゃんと」歌ってますが、点数のために気持ち悪い声を出す人たちを尊敬はしていません。
(もちろん、ゲームとしてやっている遊び方を否定はしませんが、私の価値観では「ちゃんと歌っている」の定義としては当てはまらないと考えます)
Q. 非効率でも気持ち悪くても「自分の力で獲得する」ということが大事では?
A. そういう価値観を持った方が、そのようにすることを何も否定しません。
「自分以外が歌って獲得した景品」など絶対手に入れない、Twitterでの譲渡・友達との交換・メルカリなどでの購入、一切しない、たとえコンプリートできなくてもそれ以上望まない。
結構なことだと思います。サムライみたい。かっこいい。
しかし名古屋とか北海道とかにお住まいの方は大変そうですね。ワンカラ遠いしなぁ
そういう方々にそういうルール押し付けるのはさすがにかわいそうなんでやめてあげてください。
私は自分でいっさい歌わず人の力で揃えたものをお金で買っても全然いいと思ってますし。
ただ私自身は全部自分で獲得してるので人からもらったことないです。
店に行って、お金払って、時間使って、マイクに入力して、ポイント貯めるの、全部自分でやってるので…でも他人のをもらうことを悪いことだとも思ってないので、追加で欲しかったらメルカリで買うかも。
Twitterとかで「交換などは自分で交渉して努力して自分の力で集めてる!」っていうクソリプもらわないうちに先回りして書いておきますが、それ「どこまでが自分の力で景品を集める方法と言えるか」についての話にすり替わってて「採点チャレンジを自力でクリアして獲得すべき」という意見の是非を問う話じゃなくなってますからそういうめんどくさいのはやめておいてください。
Q. なんかコ○ダカが性能のいい機械作れないから悪い、自分は悪いことしてないって聞こえますが?
A. 別に性能のいい機械が作れないことを「悪い」って言ってるわけではないのでその点は否定させてもらいます。
人間が歌唱するべきという思想であれば、音程よりもなによりも、まず人間が歌唱してることを判定する機能を真っ先に実装しないといけませんがしていません。
「実装できなかった分は運用でカバー」となるのが開発現場の常ですが、運用でカバーもしていません。
ここでいう運用でカバーとは、「人間が歌唱するべき」という思想の周知と、キャンペーンのルール化です。
それをしていないということは、そもそもそんな思想は存在しないか、人間が歌唱しないことも想定したうえでキャンペーンを設定している、ということになります。
まあ実際いまの採点機能のまま、人間が歌唱していることや歌詞通りに歌っていることを判定する機能もつけたとすると、みんなが正々堂々と「歌って」70点くらいを出し続けてコースターがもらえない世界になるだけだと思います。誰も参加しなくなるしコ○ダカも損すると思いますが。
Q. 参加者を増やすために悪質なユーザーが増えたら意味ないのでは?
A. 「悪質なユーザー」の定義を、「自分で歌わない人」と解釈して私の意見を述べます。
声を出せない機能障害を抱えた人や、音高をあてられない、いわゆる音痴な人を排除して参加者を絞るよりも、「攻略法」を使う参加者が増えたほうがメリットがあれば、意味はあります。
そしてそのメリットはあると考えます。私が企業側ならそうします。
さらに、私が企業側なら、そういった方々が「攻略法」を用いて参加することでお金を落としてくれたり、すきっとの稼働率や知名度を上げてくれるのであれば、それを「悪質なユーザー」と呼ぶような真似は絶対にしないと言えます。
もっと言うと、そういう人たちに「攻略法」を使うことを認める前提で、「健常者なんだから自分で歌え」とか「音痴じゃないんだから自分で歌え」とかいうのもおかしな話で、ハンデをなくすというのは全員が同じ土俵で力の差なく闘えることでなければならないので、全員「攻略法」を使えば良いと思います。