実写映画おそ松さんの感想をSnow Manミリしらパチンカスが語る(12000字)

誰がこの記事を書いているのか

  • あなたのおそ松くんはどこから→88年テレビシリーズ
  • おそ松さんTVアニメシリーズ履修済み
  • えいがのおそ松さん履修済み
  • JRAコラボおう松さん履修済み
  • あなたのパチンコパチスロはどこから→目指せパチプロ パチ夫くん
  • ホールデビュー→子供の頃に親に連れられて…が可能だった年代だけど、成人後ソロデビューしたのは4号機銭形
  • 大一は5号機おそ松くん〜(Aタイプおそ松さん除く)履修済み
  • あなたのSnow Manはどこから→ジャニーズであること以外ミリしら(私は実家に帰った時にしかテレビを見ないため、還暦超え母の方が私よりSnow Manのことを詳しく知っている可能性しかない)

初見の状態について

基本的にネタバレなしで作品を楽しみたいタイプなので、発表されてから公式情報等はいっさい見ず、またテレビはもともと見ないので、劇場に着くまでに私の知っていたことといえば、おそ松さんファンのTwitterで流れてくる「Snow Man9人いるけど6人が6つ子で3人はオリキャラらしい」という情報だけでした。

その時点で一抹の不安はなくもなかったのですが、「さすがにSnow Manにやらせるのに世界観はクソでも映画作品としてクソではあるまい」という期待を胸に観に行きました。

 

感想列挙

昨日1回観ただけなので、書いてる途中に思い出せない点もあると思います。

また映画内の時系列に沿ってないこともあるかと思いますがご容赦ください。

(印象順ということになります)

ネタバレごりっごりですのでネタバレ嫌な人は今すぐ引き返してください。

 

冒頭のパジャマシーン

濱田マリさんはドラマの重版出来!の河さんがとってもよかったので期待していました。

映画冒頭のセリフは声があまりにも高くて、アニメ版のくじらさんに慣れ親しんだ身からすると違和感はありましたが、むしろそれによって「実写版松が始まったぞ!」というスイッチが入ってくれました。

むしろ松代の外見からすると濱田マリさんの高音のほうが現実世界では自然なので(高身長ほど声は低くなるので)アニメ初見のときはむしろくじらさんに違和感を覚えていたことを思い出しました。いやdisではないです、慣れの話なので。

 

なんか後のシーンのメタ発言によって彼ら6つ子なのに顔が似てないけど6つ子で見分けつかない設定だよってことになってるんですが、大丈夫です、このパジャマの時点では私は6つ子の見分けがつきませんでした。

あれ、おかしいな…アニメの6つ子は見分けがつくのに…ごめん…本当にごめんなさい…

 

 

まさかキャラクター紹介のためだけにアニメ版おそ松さんが登場して声優さんがキャスティングされてると思わなくて驚きました。

いやそこは普通映画のキャストが自分で自己紹介やるよね?アニメ版ファンへの配慮かな?

アニメ履修してない人はむしろ混乱するよね?右下にみんな同じ顔のやつが次々出て来られてもさ…でもサプライズで嬉しかったですありがとうございます。

 

いや松造の衣装あまりにも昭和のお父さんすぎでは…!?

もうおじいさんやん…!!

 

それぞれの松についての初見の印象

おそ松

この時点では、なぜこの方がおそ松兄さんにキャスティングされたのか?がまだ見えて来ないなという印象でした。

ほかの松がけっこう合ってると思ったので、消去法じゃないだろうな?と大変に失礼なことを考えていました。と同時に、あのおそ松兄さんに抜擢されるくらいなので、きっとこのあとものすごく魅せてくれるんだ…!という期待に胸が膨らみましたね。

実際、観終わるまでには納得できました。

カラ松

次男もキャラがキャラなので、下手すればジャニーズなら誰が誰でもおんなじざんすになりがちなキャラなのでは?と思うのですが、ほかのメンバーの話し方や声を聞いた感じ、その中でも声質的に近い人、カラ松のセリフを言わせてカラ松の空気になる人を選んだのかな?と感じました(キャスティングするんだからそりゃそうだろうという話ですが)。後のシーンとパンフレットのコメントをみて、ああ、彼が一番合うんじゃなくて、彼しかいないんだなって分からされました。ありがとうございました。

チョロ松

ツッコミ担当ということで6人の中で芝居で特徴を出すのがけっこう難しいキャラだと思うのですが、しかもチョロ松の場合は振れ幅を出すにしてもビジュアルじゃない部分で狂気を感じさせるキャラなので、その振れ幅を出せる人じゃないといけないという意味で「ただ似てる」とかじゃないんだろうな、と思いました。

でもふつうに似てるよな、とも思いました。

ただ台本に書かれたツッコミの台詞を言うんじゃなくて、アニメ版チョロ松のツッコミのイントネーションとか研究してそう。

一松

チョロ松とは逆にビジュアルと声のアウトプットで振れ幅キメるタイプのキャラなので、ともすれば観客の期待が集まって最初からハードルが上がってるよな〜と思いながら観ていたのですが、ぼそぼそしゃべる口調やトーンが完全に一松で、アニメにめっちゃ寄せてくれてる感じがしました。

ステ松なんかもそうですが、媒体が異なれば、彼の一松っていうのを模索してそれをやってもいいと思うんですけども、「おそ松さんファンが好きな一松」をやろうとしてくれてるのかな?って感じました(妄想ですが)。

十四松

再現性高くて笑うw

いやキャラ的にどうしてもCGによる再現になってしまうんですが、CGで出せない部分をしっかり再現していてすごいなって思いました。

口は笑ったままで伏し目がちのテンション下がってる時の表情とか、現実世界の人間ではやらない表情、二次元なら記号的表現されれば済むところを、リアルでやってる…って思いました。

逆に自然に十四松になりすぎていて語るところがないというか、観ていて彼の挙動をスルーしてしまいかねない。そんな感じ。

トド松

なにこれ入野自由?ってくらい声のトーンや芝居が似ていてビビりました。

トド松を見て、ああ〜この映画は中の人のビジュアルとか性格じゃなくて、声と声の芝居を似せられる人を基準にキャスティングしてるのかな〜〜〜って思ったくらいでした。アニメ版をリスペクトして再現性を高めようとしているのかなーと。

でもその後の「アニメにはないトド松の芝居」を見て、普通に「トド松」ではなくて「この役」を演るのがうまいんだって分からされましたありがとうございます。

6つ子の印象まとめ

というわけでトータルして、アニメの芝居と芝居を似せられる人順でキャスティングした結果こうなった、なのかなと感じました(この時点ではですが)。

私は舞台は「舞台の松」、映画は「映画の松」、で良いと思っているタイプなので、変に寄せられると、逆に絶対に寄せられないビジュアルなど他の部分が気になって話や芝居に集中できなくなってしまうので、あくまでも役として、彼なりの芝居をしてほしいっていうのもあるのですが…ジャニーズはこんなこともできるぜ!っていうのを見せつけてもらえてる感じもして、それはそれで楽しいです。

 

パチ屋の並びのシーン

身長差…えっ…

ってなりました。

そんな身長差あったんですねこのグループ…

よりによってあのトド松が一番身長が高いというあたりで、やはりビジュアルではなく芝居で似てる順キャスティングなのかなぁという印象が、この一瞬で強まりました。

十四松が、頭一個小さい…!?

ただでさえ小さめかつ十四松のあの体勢によってさらに小さく、そしてトド松と隣同士なのでよけいに身長差が目立ってすごいことに。

 

まあ感想で嘘を言ってもしかたないので正直に言うと、やっぱりここで違和感は拭えなかったしお腹にちょっと力入って「うっ…」となりながら「これは実写映画、これは実写映画…」と思ったことを白状します。

全部が全部なんでもいいよ〜って素直に受け入れられるわけではないのはアニメ版履修済みの業なのであきらめましょう。

いや6つ子なのに…みたいなのはどうしてもあります。

でも大丈夫。次のカットで速攻助けてくれる神脚本だから。

 

実写のキャストが「実写」「設定」というメタ発言をかましてくるとは思いませんでした。

あ、実写でもその辺のメタやるんだ!?ってなりました。

むしろ誰もが内心思っていた実写化の無理ゲーな部分をそれで解決してしまおうとするあたり、おそ松さんだ〜ってなりましたね。

 

ああ、私は今、実写版おそ松さんを観ているんだ…

 

Twitterでもちょっと触れたんですが、この並びのシーンでゴミを置いて場所取りをすることで争ってるところがあるんですが、これってパチンカスから見たらギャグシーンのつもりでやってるのかリアルなパチンカスの朝の風景を描写してるのかよくわからないんじゃないかなと思いました。

 

とりあえず「ここは笑うところ」っていうのはわかる。

 

普通の人から見たら笑うポイントは「ゴミで場所取りをしてる現実にはいないクズの争い」ってことなのか?

パチンカスから見たら「現実にいるパチンカス体験あるある」っていうポイントで笑えるシーンなんじゃないのか?

みんな笑ってるけど笑ってるポイントが人によって違うんじゃないのか?

我々は通じ合っているようで実はまったく通じ合っていないんじゃないのか?

 

なんか哲学の世界に足を踏み入れそうになりました。

 

ああ、私は今、実写版おそ松さんを観ているんだ…

 

 

そしてここでおそ松兄さんがやってくれました。

何をやらせているんだ…ジャニーズに…何を…

何を見せられているんだ…

なんかすみません…ほんと…松が…すみません…

松クラが全員で土下座しても許されるかわからない…

ほんとに…ごめんなさい…

ほんとうにありがとうございます。

 

アニメ版ファンからすると、もしかするとこの役目をやったのが一松ではないということに不満を覚える人もいるかもしれない。そう思いました。

そこで私なりの意見を書いておきます。

 

たしかに公衆の面前で脱糞しようとするシーンはアニメ版にあり、それは一松でした。

このシーンでおそ松兄さんにその役目をやらせた理由はいくつかあると思います。

  • あくまでもアニメ版のオマージュとして「脱糞シーン」が採用されているだけであり、「誰がやるか」は映画版では無関係である。
  • この後の展開への繋ぎとしておそ松兄さんのクズぶりをあらかじめおおいに演出するため。
  • 同じくこの後の展開で一松の狂人への変貌ぶり(ダイナマイトのシーン)をとくに強く印象付けて演出するため、ここではまだ見せられなかった。

自分が映画を作るんだったらそのあたりを意識するかな〜という想像でしかありませんが、映画作品として全体の構成を考えたら理解できるかなと思いました。

 

アニメ版は毎週時間をかけてキャラクターの「前振り」が効いてくるものであり、一松の当初の印象とギャップがあるブチギレ脱糞シーンが出てくるのも6話です。7話です。6という数字を見すぎたのと末弟イメージで無意識に6と書いてた…お恥ずかしい

 

それを映画の冒頭でやってしまっては、あまり面白くないんじゃないか。

そう思います。

おそ松兄さんの映画内でのギャップは、クズをベースに起こされるもの(ハルとの月9シーンなど)で、一松は暗くて物静かなところから狂人になるギャップなので、ギャップのベクトルが違うんですよね。

 

ところでイキんでるおそ松兄さんの血管、良かったですね。

 

トト子ちゃんのヘアスタイルがかわいくて感激しました。

あの難解な髪型をリアルでこうできるのか!

ヘアスタイリングってすげーな!

プロフェッショナルってすっげーなあああー!!!

とくに後ろから見た時めっちゃかわいい!

 

パンフレットのコメントでも本人が「地声が低い」とおっしゃっていて、実際のところ地声の音域は別にしても、アニメ版の遠藤さんのアレを声優さん以外に真似させるのはかなり苦しいかと思います。

でもめちゃくちゃなこと言ってるけどそれがかわいいトト子ちゃんらしい感じが出ていて良かったなーと。

 

ところどころ、「トト子ちゃんいくらなんでもこんなこと言うか…?」って思ったセリフもあったのですが、まあアニメ版ではまだ言ってないだけでこういうこと言うキャラかもしれんしな…と思ってやりすごしました。

私が勝手に解釈違いだと思ってるだけでトト子ちゃんのこと何もわかってないだけかもしれないし…

 

立ちションシーン〜松野家シーン

なんか、美しいチビ太を見せられている感じがして画面に対して戸惑いを感じました。

あとイヤミの出っ歯はもうちょっとどうにかならんかったんか…?

舞台と違って映画のほうがオーバーにしなくても成立するんだから普通の出っ歯でよかったんじゃないか…

 

なんでパチンコ屋から立ちションしに寄るのがこんなおしゃれそうな建物なんだ…赤塚の地理どうなってんだ…

 

おそ松兄さんの台詞といい、高級車に立ちションの流れといい、どう見てもカイジですありがとうございます。

 

このあと家に帰ってきたおそ松兄さん。

衣装といい、その立居振る舞いといい、お、お、おそ松兄さんだ…!

となりました。

 

冒頭でおそ松兄さんのキャスティングだけ何基準なのかわからないなあって思っていましたが、しっかりおそ松兄さんで、これができるから彼がおそ松兄さんなんだなと…

アニメ版を知っている人間からすると、おそ松兄さんっていうのはたぶん演じるのが一番難しい役どころだと思うのですが、このシーンを観て、多分彼は似てるとか似てないとかじゃなくて、一番役に対して必要な演技力が備わっていてタイトルロールに抜擢されてるんだと感じました。

 

みんなが努力し始めるシーン

おそ松兄さんが学歴に傾倒するのが意外な気もしましたが、プレーンなおそ松兄さんならではというか、努力の方向がプレーンなのも頷けるかなーって気もしてきました。

頑張る理由がそれなのも、それをトト子ちゃんに話すというところも、手紙や桜のオマージュみたいでアニメ版ファンからしたら心臓がキュッってなんだよ!!!

しかもほかの松もみんな同じ理由で頑張ってる…って…

尊いかよ…

 

カラ松はイメージ通りで良かったですw

意外と外見よりも内面の強さを格好良さとして追い求めているのが次男らしいと感じます。橋のシーンはさすがに合成だろと思ってたけどパンフ見てジャニーズすげーなってなりましたありがとうございます。

オフィーリア次男が映画内最高に美しかったです。

 

チョロ松が一番びっくりしました。

努力の方向がそれなのも、その後の変貌ぶりもw

なんていうか、「こうなってほしくないチョロ松」が見事に描かれているというか。

ハルとの邂逅のシーンで、髪型や服装がアレなのにちゃんとすげーイケメンに見えるのもすごいなって。ジャニーズすげーなってなりましたありがとうございます。

 

にゃーちゃんもパンフにちゃんとキャストとして写真載せて欲しかった。そこは不満。もう一人分スペースあんだろ。

 

一松のシーンは、ふっつーに見るのきつくないですか?

えいがのおそ松さんのときもそうでしたけど、一松、普通にリアルにきつくないですか?刺さる人めちゃくちゃいませんか?

私はああいうタイプの「就活」をしたことがないんですが、してる人を見るだけでもきっつーってなっちゃいます…

学歴から攻めるおそ松兄さんの社会を知ってる本質的な要領の良さとの対比がよりリアルだなと…そりゃ今の状態でいきなり就活しても無理だよ一松…

 

でも映画的な展開としてめちゃくちゃハマってて、招待状もらうあたりなんてこの後への期待しかないワクワクでいっぱいでしたよ。

 

十四松、解釈違いが一個もない。

公園で幼児がいる中バット転がるのは合成だろうとわかっていてもちょっとハラハラするというか、え、これちゃんと合成ですよね…???って心配する雑念が生まれてしまうので実写ではあまりやってほしくなかった気もします。

もしくはもっといかにもバットの吹っ飛んでいく動きをCGっぽい描写にするとか。

 

トド松の「社長の養子になるためのルートで自分が社長になる」のが面白すぎて、しかもこの映画の設定的にまだ誰もそこにツッコんでくれる人がいないのがよけい面白かったです。

トド松はわけのわからないフリーランスインフルエンサーになってオンラインサロン開いて儲けるタイプの方が合ってそうですが、そういうコスいルートではなくちゃんとむちゃくちゃな方向に行ってるのが映画!って感じでいい。

 

残りのシーン

ということでここから先は場面転換が激しくて順番もなんも覚えてないので、思いつき順で書いていきます。

 

怒涛の「映画あるある」シーンを撚り尽くしたアンチテーゼの詰め合わせで殴られる感じ、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

終わらせ師がトト子ちゃんたちの喧嘩を止めるためにコントひとネタやってる感じの止め方するの笑いました。

登場が遅い分ここからこの3人どうするんだろーって期待が膨らみますね。

 

十四松がメジャー行くぞー!ってなって雷に打たれた後にカラ松のシーンだったので、最初十四松が拾われたのかと思ってました。

なんせ色違いパーカーを着ていないと6つ子の見分けがつかないので…

カラ松が(物語の設定上)本当に記憶をなくしてるんだなってこともCIAの旦那の写真見るシーンまで理解できてませんでした。

それにしてもこのシーンほんとにコメディの基本を全部詰め込んでいてめっちゃ面白い。なんでみんなもっと笑わないの?笑っていいんだよ?

隣のブロックの人は「フスッ」って音出してたよ。

まあそういう私も真顔で見てたんですけどね。めっちゃウケてたけど。

 

十四松がタイムスリップしてるあたりはもう、なんでこうなってるのかもこの後どうするつもりなのかも何も分からない、おそ松さんだ、これはおそ松さんを見せられている…っていう感覚がありました。

おにぎりバッティングは今の時代コンプライアンス的にもあれだしコンプライアンスを気にしていたあっちのオムスビのことも思い出してしまうので、むしろそれも込みであえてコンプライアンス的に物申す人やモヤモヤしてしまう人が出てきそうなことをやってるのかなーとまで考えました。(きっと制作陣はそんな深く考えてないというのが正解なんだろうな…)

 

一松がデスゲームに巻き込まれていくあたり完全にカイジだし謎のおっさんが関西弁なのもカイジっぽくて、それのせいでこいつ味方なのかどうなのか全然わからなくなるの、カイジ知ってる観客に対してちょうどいいスパイスになってて、いいのか悪いのかw

ずっと「カイジじゃねーか!」って心の中でツッコみ続けることになる。

いや血抜きすぎだろ。

 

トド松が出てきた時、最初ハタ坊かと思ったんですよね。

こういう役回りだいたいハタ坊だし。

でも仮面のほっぺのぐるぐる、あれはたしかにトド松でした。

そう、えいがのおそ松さんを履修済みならわかるやつ。

 

ハタ坊が最後そういう形で出てくるのは意外でした。

そういえばデカパンもダヨーンも出てこないなこの映画…

 

会長が出てきた時のトド松の小物らしい演技とか、その後の勝負中の演技とかも、すっっごいトド松感あってよかった。

別に変顔してるわけでもないのにスタバァ顔してるような気がしてくる。

高身長?どうでもいい。彼しかいない。トド松は彼しかいないんだ…ってことが分からせられましたありがとうございます。

 

あと謎のおっさんが盛り上がってる時のラテンBGMどちゃくそかっこいいな!?

 

ハルをめぐって三角関係に発展するおそ松&チョロ松、デスゲームの主催者と参加者として邂逅する一松&トド松、それをよそに各々ソロプレイのカラ松と十四松…

しっかりちゃんと有り得そうな組み合わせになってる感じがします。

 

カラ松がサングラスかけて出てきた時いよいよきた…!って思ったのですが…

てっきりピリオドが死ぬか何かして別れ際に革ジャンを譲り受けてそれを着るシーンがくると思っていたのに、最後まで着てくれなくてそこはがっかりしました。

ちぇっ

革ジャンを着るためにパーカー脱いだらクソ顔タンクトップ着てる、その上からかっこよく革ジャン羽織る、クソサングラスしてる、その演出がなぜ入らないのか…くっ…

 

いやなんでそっちが革ジャン着せられてんだよ。

 

栗原さんの「え?」が、間とか声とかがイブラヒムが青汁のスパチャもらったときの「え?」にそっくりだなって思いました。

わかる人にしかわからない感想言ってごめんなさい。

 

ループ物になっていて終わらないおそ松&チョロ松&エンドサイドの流れと微妙に違ってカラ松があくまでも物語上で終わらない流れを作ってる空気読めない感もカラ松ぽくてよかったです。

 

十四松だけその後どうなるのか読めなかったのですがエンドの方が繋がってきたのは意外でしたね。

雷に打たれる時十四松は毎回ちゃんとシェーのポーズしてるのに、エンドの方はシェーしないあたりも、世界のレイヤーが違う人たちなんだなーって思います。

 

ピリカラコンビが濃厚すぎて十四松の終わらせ方だけやっつけ感あるのは、ファンからしたらあんまり面白くないかもしれませんが、十四松自身がトリッキーな存在なので、逆にこうでもしないと収集つかないんじゃないかなって気はします。

終わらせ師の手に負える玉じゃないと思うんだな、十四松は…

 

わりとずっとモノクロなので笑いました。これどうすんだwと

1人だけモノクロっていうのが幻の1話の一松みたいでこれもオマージュって言われたら信じる。

あとカラーに戻る時のやり方が兄弟にペンキを塗られるっていうのも「超洗剤だ…!!」ってなりました。

 

善松が出てきた時、たぶんみんな思ったと思う、「神松?」って…

何も知らずに映画を見てる人は、ここで「善松出てきたな!」ってピンと来ると思うのですが、いかんせん我々にはアニメ版知識があるせいで、これ善松だ!って気付く前に、「え、神松?」ってなってしまいませんか?

 

神松じゃない白パーカー松が出てくることに、アニメ版ファンは抵抗があるかもしれないな…もともと6つ子が着てたグレーパーカーに白い松とかのほうがよかったんじゃないか…とも思いますが。

 

厚切りジェイソンの英語のセリフ、すごくゆっくりで簡単な英語で、字幕見えない勢にもわかりやすくなってて良かったですね。

しかもあの簡単な英語すら「ベラベラ何言ってるかわからない」っていうカラ松のポンコツぶりも証明されるのがいい。

 

松造と松代がアルバム出してきたシーン、表紙見て「このデザインのアクスタ出せえーーーー!!!!」ってなりました。かわいすぎん??????

 

あと不覚にもこのシーンで普通に泣きそうになって、「ばかやろうこんなところで泣くな!絶対このあと涙返してって思うから!黒歴史予防お兄さん思春期バスターズの登場シーン忘れたのか!!」って思いながら涙を耐えてました。

えいがのおそ松さん履修済みで騙されずに済んでほんとうに良かったです。

 

「お金で返してもらおうなんて思ったことないのよ」ってセリフだけで泣ける。

関係ないけど上映前のクレヨンしんちゃんの予告で先に泣きました。

 

エンドロールがパチンコなのが最高にFor Meで良かったです。

ひとっつもヘソに入っていかないクソ釘最高ですね?

ひとっつもヘソに入ってないのに変動が続いてるからこれ改造機か何かですね?

 

キャスト紹介なのに声優さんのとこだけ声優さんじゃなくて松なのはなんか違うんじゃないかって思わなくもなかったけど、今思うとあれはキャストが「おそ松」でその声の出演が櫻井孝宏だったんだ…特撮と同じだ…って思って納得しました。

いや同じか?

でもあそこで3期の中の人の絵を使ってたらめちゃくちゃ評価上がったと思う。

 

絶対に現実世界で出ることのない「P映画おそ松さん」を、エンドロールで作ってくれてありがとう。

 

感想おわり

ここから先はネガティブな私の思いを書いていたのですが、映画と関係ない話になりすぎていたので冷静になってから削除しました。

 

そのかわり小出しツイートをまとめておきます。

 

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