PA怪盗おそ松さんの楽しみ方を羽根モノ初心者向けに解説するつもりだったのにただの推し機種語りになってしまった(15000文字)

PA怪盗おそ松さん筐体

PA怪盗おそ松さん筐体

 

公式に捕捉されるやつ

 

2020年2月導入予定の新機種「PA怪盗おそ松さん」を、2019年12月に先行導入されたダイイチの直営店(岩塚店)で初打ちしてきました。

 

結論から言うと最高に面白くて12時間打ちました。

 

まあこれ言ったらたぶんあいつだなってお店の人にはバレちゃうんですけど、いかに面白かったかを強調したいので公表します。

 

ただ、もともと羽根モノが好きな私がいくら面白い面白いと言っても、「パチンコは初めてだけどおそ松さんが好きで打ってみたい」という人や、「はじまりはじまり、おうまは最高!は打ったことあるけど、羽根モノはよくわからない」という人にとっては、正直ピンと来ない台なのでは…?という不安があります。

 

楽しみ方がわからなかったり、他の台のイメージで打って全然勝てない!と思ってすぐやめてしまったりするともったいないし悲しいので、この記事ではおそ松さんファンで打つ人に予備知識として意識しておいてほしい点を説明したいと思います。

 

と思って書き始めたらなんか書きたいことをひたすら書き出しただけで15000文字くらいになってしまいました。

 

ほんとは記事は年末にほぼ書き終わってたんですが、親切な説明画像とかもいろいろ添えたいかな〜とか考えたり、ひぐらし廻を打ったりしていたらこんな時期になってしまいました。

 

公式の機種ページも公開されたことだし、親切画像や推敲はあきらめて書いたままをとっとと公開することにしました。何度も同じこと言ってるところとかあるかもしれませんが、楽しかった気持ちとか勢いそのままでいっかなと。

 

 

2月の全国導入前に岩塚店で打つ人にとにかく最初に読んでほしい話

 

1. 写真撮影禁止です

 

すみません、自戒も込めてなのですが、ダイイチ岩塚店の店内は撮影禁止です。

 

神奈川でどの店でもバシバシ写真撮ってて何も言われたことがなかったので、普段の感じで写真を撮っていたら店員さんが声をかけにきました。

もちろんユーチューバーみたいに三脚を立てて動画を撮っていたわけではなく、スマホで台の写真を撮っていたわけですが、そういうのもダメです。

 

パチンコ屋のルールには、都道府県によって異なる条例の違いと、ハウスルールという店舗独自のルールの違いがあります。

よその店ではOKだったぞ!は通用しません。

注意されたら大人しく従いましょう。従えなければ出禁です。

(というかもしかしたら神奈川のあちこちのお店もほんとは禁止だけど目をつぶってくれているだけかもしれません。みんなバシバシ撮ってるけど)

 

台の上に撮影禁止の説明ステッカーがありましたが、本当に申し訳ないのですがそんなものまったく目に入ってませんでした。だって店に入って目を皿のようにして探してるのは「あの台」の台枠や盤面で、台を見つけたときにはステッカーよりもはるか上にある超特大の怪盗6つ子パネルが視線を奪うんです。怪盗だけに。

 

まあとにかく言い訳は通じないのですが、他の地域から遠征してくる松クラさんはこの罠に陥りやすいと思いますので(私のことだよ)念のため最初にお伝えしておきます。

 

2. パチンコフェスのときとは当たりやすさが違います

 

2019年2月に秋葉原で開催された「みんなのパチンコフェス」でも試打できたため、触ったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、試打用のデモ機はスペック(当たりやすさなどの仕様)や開発中の演出などが実際にホールに導入されるものとは異なります。

  

「なんか秋葉原で打ったときと違ってぜんぜん当たらないんだけど???」

 

とか思ってすぐに見限らないでください。

当たる確率や出玉の増え方についてはのちほど説明します。

 

YouTubeにあがっている試打動画も、ショールームでの実践動画はデモ機だったりするので、ホールで実践してる人の動画で報告されている数字の方が現実的な成績です。

 

3. 人によって好みが分かれる機種です

 

ぶっちゃけおそ松さんというコンテンツが好きかどうかに関係なく、羽根モノ好きな人の間でも評価が分かれる台です。

 

厳密に言うとこの機種は羽根モノではなく1種2種混合の甘デジですが初心者向け記事なのでそのへんの細かい話は割愛します。岩塚店の装飾も甘デジ島でした。

純粋な羽根モノを求めてる人には不評な場合もあるようです。

 

私がどれほどがんばって面白さを説いても、合わない人には合わないかもしれません。私も、好きなコンテンツでも「こんなん打ってられねーわ」となり打たなくなるような、ストレスのたまる機種というのがあります。

 

その場合は、台を悪く言うのではなく 「自分の性格には合ってないんだな」と思うようにしてください。

 

打ち方の基本

本当に基本的な打ち方については公式サイトを見ればわかります。

かんたんかんたん。やればすぐわかる。

daiichi777.jp

 

いやちょっと待って!?

 

これはすでにパチンコを打てる人が、この台はどう打つの?っていうのを知るための説明ですよね。うんうんパチンコ屋に初めて行ったらその手前がまずわかんねーんだよ!ってなりますよねうんうんわかります。

 

しもふりチューブの説明動画が打ち手に寄り添っていて面白かったのでこれをおすすめしておきます。液晶機の説明なのでちょっと違うところありますが打つまでの流れがわかりやすいです。

(11分あたりの話は初めて打つ人がテンパるところなのでそこも観といてほしい)

(隣のおばちゃんに腕叩かれてこれどうしたらええの!?って聞かれたことある)

 

いやわかんねーわ!不安だわ!!っていう人は、ふつうにお店の人にやり方を聞きましょう。恥ずかしくないですよ。大丈夫。

金づる坊新規顧客獲得のため、やさしく丁寧に教えてくれます。

 

1. 左打ちも右打ちもできるけど基本は左打ち

通常時、まず初めにやることは盤面の中央下部にある「ヘソ」に玉を入れることです。

 

「はじまり」「おうま」では通常時は左打ち、ラウンド消化と時短STは右打ちというふうに分かれていました。

アクリルの導線で釘も少ないですよね。

 

PA怪盗おそ松さん」は盤面の右にも同じように釘があり、どちらのルートで打っても良いようにできています。ただ、距離が伸びればブレも大きくなるので個人的には素直に左打ちで良いと思います。

2. ヘソに入ると2つのチャンス「直撃」「羽根開放」

ヘソに玉が入ると抽選が行われます。

1. 直撃(直当たり)の抽選

2. 羽根開放回数の抽選

3. 当選時ラウンド数の抽選

 

直撃(直当たり)については後ほど説明します。

 

すでに変動中で演出が始まっているのにさらにヘソに玉が入ることがあると思いますが、4個分の保留があるため、保留があれば続けて次の変動が始まります。

 

ヘソに玉が入ると6つ子の誰かが「おそ松でぇす」「チョロ松です」のように自己紹介をします。そのときセグに「1」「2」「3」のいずれかの数字が表示されますが、これが羽根開放回数の告知です。

 

1回…91%

2回…6%

3回…3%

 

ですが、体感では意外と2回3回があったな〜と感じました。

 

その後羽根がその回数だけピョコピョコと開きますので、そのタイミングで玉が入るように打ち込みます。毎回かならず入るわけではないので最初はイライラするかもしれませんが、そういうものだと思ってください。

 

3回開いてもタイミングが悪くて玉が入らなかったりするのでやきもきします。

羽根モノや役物一発台そこが楽しいんですけどね!

予測のつかない玉の動き、入った時のワクワク感、そしてV入賞までたどり着いた時の興奮がたまりません。

 

羽根モノがうまい人はハンドルの強さを調整をして羽根が玉を拾いやすいようにできるのですが、下手にハンドルを動かして玉があさっての方向に飛んで行ってしまうと無駄になるので、よけいなことはせずに打ちっぱなしのほうが入る確率がブレないで済みます。

 

また、実はこのときすでに「3R(梅・スモールボーナス)」「5R(竹・ミドルボーナス)」「10R(松・MAXボーナス)」のいずれかが決まっています。

キャラクターや音、ランプなどで示唆されることがあり、今当たればMAXだ!!というのがわかるのでヒリつくスリルを味わえます。MAXだとわかってるのにハズレたときのガッカリ感もすごいですが…。

3. 羽根が玉を拾ったらドキドキの展開に

羽根が玉を拾い、玉が中央の役物に入ったらいよいよワクワクのはじまりです。

まずは上段のクルーンですが、ここは中央に玉が入るとチャンス。

手前に落ちるか穴に落ちるかで、中段のルーレットの確率が変わります。

 

ときどき同時に2個以上の玉が入ることがありますが、2個め以降はセリフが変わるので、より嬉しいですよ!

 

あ、ちょっと脱線しますがセリフといえば、スロットなどでも大当たり終了後にはいろんなパターンでランプが光ったりいろんな種類のボイスが流れたりすることがあって、たいてい設定示唆になっています。「このセリフは設定3以上でしか聞けない」「このセリフは設定6だと0.5%の確率で発生する」とか。

 

私が実践したときはメモなどもとっていなかったため、どのセリフが多かったとかがまったくわかりませんでしたが、それぞれの発生確率など細かい情報はそのうち解析サイトなどが出すかもしれません。

(ただ導入台数が少なくて打ち手の少ない機種は記事を作っても見る人が少ないため、利益にならないので解析情報を出してくれるサイトがないこともあります…)

 

激しく脱線してしまい失礼しました。次いきましょう!

4. 中段は運命の分かれ道

中段のくるくるしているルーレットの穴は、外側からだと12箇所、内側からだと4箇所となっています。2箇所の赤い穴のどちらかに入れば、最後の3段目に進むことができます。白い穴に入ってしまうと残念ですがそこでハズレです。

 

1段目のクルーンで穴を通った玉は内側に入るため、1/2で赤い穴に入れるスペシャルルートなわけですね。

 

ただ、1/2というのは体感だとつい「ほんとに1/2か?」と思うくらい、意外と当たりません。せっかくスペシャルルートを通ったのに白い穴に入ってしまったという悔しさから強い印象が残ってしまうせいで「また白だ!」と感じてしまうのです。

 

しかもスペシャルルートを通ると「ピーン!」というアツそうな音がするので、よけいに期待感を煽られてからのハズレとなり、ここでイライラしてしまう人も多いかと思います。

 

でも長く打っているとなんだかんだスペシャルルートの方が赤い穴に入りやすいことは納得できると思います。

5. 回転役物・無敵シャッター

中段で赤い穴に入った玉は最下段に投げ込まれます。

ここでは中央のプロペラのような回転役物が激しく回転しており、これが玉をバシバシと弾きます。

中央の「V」に入れば見事大当たり。

Vの左右に落ちるとハズレですが、玉が運ばれて来てから数秒間は「無敵シャッター」が閉まってくれるためしばらく延命できます。

 

…めちゃめちゃ難しそうですよね?

 

そう、それなんですよ。

 

これで、「え?なにこれこんなの当たるわけないじゃん」「うわーこんなのいつ成功するかわからないのにどんどんお金だけ減ってくよ!」みたいになってしまい、ほんのちょっとしか打たずに嫌になってしまう人がいるわけです。

 

お願いします、せめて羽根を100回開かせるまでは諦めないでください。

でも軍資金は無理しないでください。

  

役物の確率は理論上、約1/15.5くらいらしいです。

羽根が玉を拾った場合に突破できる確率なので、お店の設置しているデータ表示器の確率とは異なるので注意してください。

データ表示器の大当たり確率は、ヘソに入ってスタートした回数(羽根開放の回数に関係なく1回でカウント)のうち当たった回数の割合です。

高設定で直撃が多い台はその分この割合が高くなりますので、必ずしも役物の調子がいいとは限りません。

 

まあ最初はあまり難しいことは考えず素直に玉を入れて素直に楽しんでください。

 

なんせ6つ子がしゃべるからね。

 

回転中、6つ子がおしゃべりするわけですが、最初は余裕をかましているのに無敵シャッターが開いた途端慌て出すのが面白いです。

既存ボイスの組み合わせなんですがここでこれ使うか〜wという面白さがあります。

 

個人的にはおそ松兄さんの

「所詮お前ら5人には俺は倒せないんだよ!」が言い終わらないうちにシャッターが開いて焦り出すときの小者感が好きですw

「見た目的にもう無理なんだけど!?」とか言い出してかわいい。

 

あと一松の「なんなんだよこいつの優しさ!逆に死ねぇ!」とか合ってて笑うw

 

チョロ松の「おいコラおっさん!俺たち6つ子をなめるなよ!」は、なんとなく打ち手に言ってるように聞こえてしまうので、台がパチンコ屋のお客さんに向かって暴言吐いてるみたいでちょっとハラハラします。でもこのセリフ、お互い死ね死ね言ってる6つ子が共通の敵に立ち向かう時に6人でひとつになろうとするところがいいんですよね。

6. V入賞からラウンド消化まで

玉が見事Vに入ると大当たり!

ここで松竹梅のうちどのボーナスが当たったかを告知されます。

 

左にある「松竹梅ゲート」に玉を通すと、盤面最下部にあるアタッカーが開きます。

1Rあたり10個玉が入るといったん閉じて、次のラウンドが始まるとまた開きます。

 

梅・スモールボーナス…3R

竹・ミドルボーナス…5R

松・MAXボーナス…10R

 

仕組み上、V入賞の時点で1R消化したことになっているのでセグの表示は2Rから始まります。

 

すべてのラウンドが終了したあと、保留分の変動が始まります。

気を抜いていると羽根が開いているのに玉を入れることができなかったりしてもったいないので、打ちやめて帰るのでなければ保留が途切れるまでは続けて、休憩はキリのいいときにしましょう。

直撃について

ヘソに玉が入った時点で、羽根の開放回数の抽選とは別に直撃(直当たり)の抽選が行われていて、それぞれ下記の確率で、玉がVに入らなくても当たり扱いになります。

 

設定1:1/319.7
設定2:1/290.0
設定3:1/269.7
設定4:1/249.2
設定5:1/230.0
設定6:1/200.4

 

羽根モノなのに直撃(直当たり)や設定差があることが、羽根モノファンの中では賛否両論ですが、これがあることでむしろ羽根モノに慣れていない人にも打ちやすく、投資が嵩まずに済むのではないかと思います。

わりとこのヘソで直撃抽選してくれてるっていうこと自体、メンタルに対する効果が高くて、「せっかくヘソに入ったのに羽根が玉を拾えなくて無駄になった」感が少なくなります。オマケ程度の感覚ですね。

 

直当たりのハマり方について

普段パチンコを打たない人に気をつけて欲しいのは、この確率の数字どおりになることを期待しないでほしいということです。

 

たとえば液晶機でも分母の2倍ハマり3倍ハマりというのは日常茶飯事ですので、上記の確率だと600Gくらい何も起きないというのはまったく珍しくないわけです。

600Gハマったからといって設定1かなと思っても、実は設定6で引きが悪かっただけということもあるし、1000Gハマってこれは絶対設定1だろと思っても設定6の5倍ハマりっていうこともありえます。

逆に引きがよくて1/200より上振れしていて、これは設定6!と思っても設定3や4の数字なら全然ありえます。

 

1人が1台を1日打った程度ではこのへんの確率の収束は見られないので、考えても無駄です。たくさん引いたら運が良かった、引けなかったら運が悪かったと思って、ふつうの羽根モノとして考えて楽しめばオッケーです。 

直当たりの演出について

直当たりしたときの演出はいくつかあります。

 

ふだんどおりに3回開放が当たったかと思いきや、やたら羽根の開いている時間が長いことがあります。

クルーンにアホほど玉が大量に入っていって、回転役物の周りでクルクルしてめちゃくちゃ面白いです。

これは直当たりのときの演出です。

 

もちろん玉がたくさんあるのでV入賞もしやすいですが、運が悪いと玉がいくつ入ろうとなかなかV入賞しないのでなんか笑えます。V入賞しなくても、時間が経つとブラックアウトして、ボタンを押す演出が始まります。

 

直当たりのときはボタンポップアップが本気出してくるので見た目で激アツなのがわかると思います。押しごたえあります。

 

期待するとガッカリするポイントとしては、直当たりしたことに対しての演出でしかないので、どんなに派手でも「梅・スモールボーナス」だったりすることがありますね。

ふだんのV入賞時のボーナスの振り分けは

 

10R:33.5%
5R:33.5%
3R:33%

 

と、だいたい1/3で均一ですが、直当たりのときは振り分けが異なります。

 

10R:52%
5R:24%
3R:24%

 

上記のようにおよそ1/2で「松・MAXボーナス」が当たります。

が、さきほどもいったように1/2というのは、実は体感してみるとそんなにしょっちゅう当たらないような感じがするわけです。

 

せっかく直当たりしても「梅・スモールボーナス」「竹・ミドルボーナス」が多く感じられると思うので、期待しすぎて楽しめないよりは、ハマり中の助け舟くらいに考えて、当たっただけありがたい〜という気持ちでいたほうが良いでしょう。

 

ほかには、まったく役物を突破できずハズレかと思いきやけたたましい音とともにセグが「33」や「77」になり当たるという演出もあります。

 

このときは最初のラウンドが盤面最下部のアタッカーではなく、羽根が開いて玉を拾わせる方式なので気をつけてください。

当然ですが、「松竹梅ゲートを狙って」というボイス指示もありません。

一応役物の周囲の松竹梅ランプが上に向かって点滅して示してくれてはいるのですが、かなりわかりにくいです。

一定時間が経過するとラウンドが強制終了して損してしまうので、見逃さないようにしてくださいね。

 

6つ子の兄弟別演出

打っている最中、要所要所で6つ子がしゃべります。既存ボイスの組み合わせですがうまい使い方をしているのでセリフとともに気分が盛り上がります!

また、今回の機種ではキャラによってラウンドの示唆があったりするので、純粋な気持ちで打ちたい!という方はここは読み飛ばしてもらったほうがいいです!

 

シンプルモード、シナリオモード、丸見えモードという3つのモード設定があるので、遊び始める前にモードをチェックしたほうがいいですね。

6つ子のセリフやラウンド示唆を楽しむならシナリオモードにしましょう。

 

羽根開放〜役物突破までの間にしゃべるキャラと、V入賞後のラウンド告知の松チャレンジが兄弟ごとに異なります。

「松竹梅ゲート」に玉を通すと演出をスキップしてしまうので、演出を見たい人は回転役物に到達したら一度打つのをやめて、当たった後もそのまま見守ったほうがいいです。

 

慣れてきて飽きたら、演出を見る必要はないのでサクッと「松竹梅ゲート」を通してさっさとボーナスをもらっちゃいましょう。

 

トト子ちゃんに「んも〜、せっかちね〜」って言われるのがちょっと刺さりますが、もし収支を気にするのであれば、良い台に座れたら1分1秒を無駄にせずひたすら打って当たりを重ねるべきなので演出無視です。

(というか収支を気にするならこういう台よりスペック重視でほかの台打ったほうがいいんで、普通に時間かけて楽しむことをおすすめしますけど)

 

個人的には最初「既存ボイスだしやたらしゃべるし、そのうちうるさくなってシンプルモードにするかな〜」なんて思ってたんですが、結局飽きずに12時間シナリオモードのまま遊べました。

1. おそ松

羽根開放のときにおそ松が出てきたら、その回の当たりは「竹」「松」のいずれかになります。ハマってるときにきてくれると持ち玉がかなり回復するので、おそ松兄さんかっこいい〜!ってなります。

 

役物を突破してる最中のセリフ、無敵シャッターの開いたあとの絶望感などけっこうテンションが高いのに、V入賞時は鼻くそほじってそうなテンションになってマジ図に乗ってる感じがするのもおそ松兄さんっぽくていいですよ。

 

ラウンド告知の「おそ松チャレンジ」はボタン一撃タイプ。たぶん6人の中で一番派手な演出だと思います。

これ絶対みんな1回目のボタンポップアップで騙されて叩きそうになるでしょう。

3回もポップアップするの煽りすぎで笑います。

3回もポップアップしておいて、実際プッシュするときはポップアップしてない状態っていうところで拍子抜けします。

 

「梅」否定だけあって「松」の期待値が高いため煽りが強いんでしょうね。実際「おそ松ボーナス」獲得が多いので、おそ松でV入賞できるとアツい!って感じがします。

2. カラ松

音量調整のボイスが全部カラ松です。次男推しの方はしっかりチェックしておいてください。

回転役物で粘ってるときの「オ〜ケ〜カラ松〜いいぞカラ松〜」からのハズれた瞬間の情けない叫び声が、打ち手の心情とシンクロしてめっちゃ面白いです。

 

羽根開放でカラ松が出てきたときは、その回の当たりは「松」か「梅」になります。

「梅」が青だからカラ松の振り分けが多くなってるのかな?

天国と地獄ですが、他の兄弟でも「梅」はよく出るので、体感でもカラ松だとよく「松」が当たるな〜と感じられると思います。

丸一日打っててやっぱり上二人は「松」多いなって感じました。

 

ラウンド告知の「カラ松チャレンジ」は黙って見守ってればOKなのですが、「カラ松の愛を摑み取れ!」って言いながら「梅」が選ばれるとなんとも言えない気持ちになります…

3. チョロ松

チョロ松はほとんどが「竹」になります。緑だからでしょうか。トト子ちゃんの「ミドルボーナス!」すら「緑ボーナス!」に聞こえてきます。

ほぼほぼ「竹」なので安定感はありますが、気持ちが盛り上がれないっていうのがつらいです。

 

ラウンド告知の「チョロ松チャレンジ」は、チョロ松がヲタ芸をするんでこれも見守ってればいいんですが、いうて基本「竹」なので、なかなか成功して「チョロ松ボーナス」を獲得するところを見られないんですよね…うるさいわりに成功しないイメージがついちゃいます。

 

私はしょっちゅう演出飛ばしちゃってたので(長いんだもの…)、全国導入されて近所の店に入ったら時間にも余裕があるので「チョロ松ボーナス」見れるまでは打ちたいな〜と思っています。

 

個人的には警部の「現場、すごくいい空気だよ」が好きですw

当たった時のテンションも、自分が叫べないぶん代わりに叫んでくれてありがたい…

4. 一松

1日打って思ったのは、一松ぜんぜん当たんねーな!ってことでした。

そもそも羽根開放のときに一松があまり出てこないです。

あと自分の打ち方のせいかわかりませんが、一松が出てくるときに限ってなかなか羽根が玉を拾わなかったんです…つら…

 

ただし、一松で当たるとほとんどが「一松ボーナス」でした。

「松」かつ「羽根複数回開放」のときに一松演出が選ばれやすいようです。

だから割合的に少ないのかなと思うんですが、さらに少なくなりがちな理由があります。のちほど。

 

「一松チャレンジ」はボタン長押しでパワーを貯めて「松」を射止める演出です。例によって演出を飛ばしたりしていたのでやった回数は少ないんですが、たいてい「松」なのでそこまで悔しい思いをせずに済みます。長押しは楽だし。

 

ふっとV入賞して当たった時の「マジすかあざーす」っていう切り替えがちょうどいいですね。心の中で一緒に「あざーす!」って言っちゃう。

5. 十四松

一松と同じく、十四松も出現率が低かったと思います。

一か八か感が強いです。

直当たりの時には十四松が選ばれることが多いようで、3回開放で十四松のときは羽根がロング開放されてそのまま直当たり演出になることが多かったと思います。

キャラに合ってる感じしますね。

 

「十四松チャレンジ」は3回チャンスがあり(実際はすでに決まっていますが)、ボタンを3回プッシュできます。たいてい「梅」「梅」「梅」とか「梅」「梅」「竹」とかですが、「松」までいくこともあります。

ちなみにこの3回、ボタンを押さずに放っておいても勝手に止まってくれるので眺めてるだけで大丈夫です。

 

通常時「十四松チャレンジ」から「松」の振り分けはそこまで高くないんじゃないかと思いますが、直当たり自体が「松」の振り分けが高いので、直当たりだと十四松チャレンジからの「松」を見るのは難しくないと思います。

6. トド松

今回の曲者はこいつです。

トド松のときだけ、やたら2回開放、3回開放が多いです。

これは打てばわかりますがほんとうにほとんどトド松です。

むしろほかの松で複数回開放がくると「おっ!?」と思うくらい、基本トド松。

 

もちろん複数回開放したからといって玉が拾えるとも限らないし、ましてV入賞できるとは限りませんが、やはりチャンスはかなり多くなります。開放時の期待感なんかもお兄ちゃん達と比べて高いのでかなり優遇されているように感じました。

 

そもそも複数回のときにトド松が選ばれやすいとなると、複数回開放でかつ「松」に当選していないと選ばれにくい一松は、そりゃ出てこないですよね。

一松が出てきてかつ複数回開放のときめちゃくちゃ緊張します。

 

ラウンド告知の「トド松チャレンジ」はボタン連打です。

しかもけっこうな回数叩く必要があるので、一度やればお腹いっぱいといいますか、散々叩かされておきながら「梅」から一向に進まないイライラが募ります。

 

「はじまりはじまり」「おうまは最高!」との違いを意識して楽しむ

1. 誰が誰でもおんなじザンス…とはいかない!?

「はじまり」では推し松を選択することができました。それぞれの昔話に複数の演出が用意されていて、期待度、アツさはそれぞれのキャラで楽しむことができました。

「おうま」も、競馬リーチになったときにどの松を選択しても勝敗は先に決まっているので、とりあえず好きなように松を選べば問題ありません。

 

しかし、今回の「PA怪盗おそ松さん」は、選択されたキャラ自体に示唆があるため、自然と偏りが出てきます。

 

「松」のときの選択率が高いおそ松・カラ松、「竹」ばかりになるチョロ松、なかなか選択されない一松・十四松、複数回開放がいつもトド松…というふうに、「勝ってる感・負けてる感」に繋がる部分に兄弟の中で差があるのは箱推し松クラとしてはちょっとな…と思いました。

出玉とかスペックに関係するところは「誰が誰でもおんなじザンス」を貫いてほしかった。

 

直当たりに絡む演出ということになると、たとえば十四松は低設定の台では出現しにくくなるかもしれませんね。(私が実践した日はよく当たってたので十四松演出はけっこう拝めましたが)

 

同じく、低設定の台で直当たりが減るということは「松・MAXボーナス」の振り分けも減るため、もしかしたら一松など「松」に偏る兄弟の演出を見るチャンスが減るかもしれません。

 

設定差の影響を受けないのはトド松だけかな?

 

おそ松は「竹」の振り分けが増えるだけなので影響がないかもしれませんが、逆に「竹」の振り分けが増えるとチョロ松に偏ってしまうことも考えられます。 

カラ松は「梅」の振り分けが増える分、出現率には影響がないかもしれません。

 

このあたりを気にせず打てる台だったらよかったのに…とそこだけ残念です。

 

 2. 連チャンがないので出玉はザクザク増えない

「はじまり」「おうま」は、一度当たるとラッシュや時短STに入り、連続して出玉が増えるチャンスがありました。

 

羽根モノの多くにはそういった連チャン性能はありません。

基本的にはV入賞してボーナスが出たら、そのあとはまたすぐ通常時に戻ります。

 

その代わり、1/319や1/199の液晶機や、「おうま」のような甘デジ(1/99)や「はじまり」ちぇり〜Ver(1/69)と比較してもさらに当たりやすくなっています。

ちょくちょく当たって楽しめる代わりに出玉は少ないというのが特徴です。

 

1/319や1/199の液晶機というのは当たりにくい代わりに、一度当たると爆裂連チャンでめちゃめちゃ出玉が得られるというハイリスクハイリターンなスペックです。

それと比較して、羽根モノは一撃あたりの出玉は少なく連チャンもしませんが、当たりやすく1日遊べるため、朝から晩までシコシコ地道に玉を増やす遊び方となります。

 

ここを理解していないとクソつまんね〜という感想で終わってしまう可能性が高いです。

そもそも地道に玉を増やしていくこと自体が苦手なタイプの飽きっぽい人、時間をかけて遊びたくない人、一攫千金を狙うギャンブラーには向いていません。

それは「PA怪盗おそ松さん」が面白くないのではなく、その人に羽根モノが向いていないだけです。

 

また、パチンコフェスで試打した人や、YouTubeにあがっているような試打動画を見てちょくちょく当たるイメージを持っている人も、「ろくに当たらない」と感じてしまうかもしれません。

でも、「はじまり」「おうま」を打ったことがある人なら、それらに比べてかなりしょっちゅう当たることはわかるかと思います。

 

PA怪盗おそ松さん」は保留と直当たりがあるスペックなので、V入賞または直当たりでボーナスが終わった後、もともと残っていた保留でさらに直当たりするという可能性があります。(保留連と呼びます)

 

また、直当たりしていなくても、残り保留で開いた羽根に玉を入れてV入賞した場合も、一応保留連扱いにはなります。

当たり後の1Gめで当たった場合、1G連として判定されてめちゃめちゃ気持ちいい脳汁の出る音が鳴ります。たまりませんね〜

なお12時間かけて2251Gやった中で1G連は2回しかありませんでした。

 

1Gめで2個玉が入って、先に1個がハズレ穴にいってしまうと1G連にならないぽいです。あと保留2Gめが直当たりだったりしたこともあったんですが、もちろんそれも通常時扱いです。

 

3. トト子ちゃんがアツくない演出がある!?

 

基本的にトト子ちゃんが出てきたらアツいのがおそ松シリーズの特徴なわけですが、今回、トト子ちゃんなのにアツくない演出があって新鮮でした。

 

シナリオモードでは、羽根開放時に6つ子以外にトト子ちゃんが出てくることがあります。トト子ちゃんのときは「松」濃厚です。

セグ下のMAXランプも光ったりするのでアツさがわかりやすいと思います。

とはいえ役物が当たりやすくなるわけではないので、普通にハズれます。トト子ちゃんでハズれるのかなり悔しいんですよね〜。

 

当たった場合の「トト子チャレンジ」は、トト子ちゃんにふさわしいものを選べって言われるんですがボタンは押す必要がありません。まず「梅」が選択され、「それじゃないわ」、次に「竹」が選択され「それでもないわ」、「私にふさわしいのは…これよ!」で「松」が当たるという演出になっています。

 

そしてあるとき、急にトト子ちゃんが「私の歌を聴いて!」と言い出して歌い始めます。

これ、すごいアツそうじゃないですか?

もしかしてこの歌流れてる間、チャンス?とか思いますよね。

 

別にチャンスじゃありません。

 

実は100Gハマると毎回この演出が始まります。

 

役物の調子がよかったり高設定だったらあんまり100Gハマることがないと思うのですが、運悪くハマると、飽きちゃった人のためになのか、アツいと誤解させて打ち続けさせるためなのかわかりませんが、歌ってくれるんですよね〜。

 

むしろこれが流れはじめてしまって、なかなか当たらずにずーっと流れられると「こいつハマってるな」っていうのが周囲に丸分かりになるのでなんか恥ずかしいです。

 

先行導入されたダイイチ直営店での実践結果

12時間楽しんだ末の結果がこちらです。

12時間といっても途中トイレとか休憩挟みつつなので実質10〜11時間くらいかな?

 

総スタート 2251回

総大当たり 82回

当たり確率 約1/27

直当たり 10回

直当たり確率 約1/225

1G連 2回(V入賞)

保留連 2回(直当たり)

最高持ち玉 約8200発

終了時持ち玉 約6500発

投資 125発

 

 直撃は3回開放ロングからブラックアウトするタイプの演出がメインでしたが、セグ「33」「77」もそれぞれ1回ずつ見れました。

 

証拠写真が撮れないのと、最初にマークされちゃったんで(というか朝から12時間粘ってたらどっちにしろ…)よけいなことしないようにしようと思ってメモも取らなかったので精細な数字ではありませんがだいたいこんな感じ。

 

打ち始めて5GですぐにV入賞し、それが松ボーナスだったためかなり運がよかったです。

序盤に1/100程度で数回直当たりが来たり松ボーナスに偏ったりしたおかげで、その後も持ち玉をなくすことなく地道に増えていきました。

 

3000発に到達したところで頭打ちになり、揉みながら徐々に飲まれて2000発前後をウロウロ。1200発ほどまで落ち込んだタイミングもありました。

直当たりの確率は全体的にはかなり良かったのですが、一度だけ400Gくらいハマって、その間に梅(スモール)ボーナスが増えだしたので3000発まで持ち直すにはかなりかかりましたね…。夕方の時間帯がけっこう精神的にしんどかったです。

 

ただ3000発を超えると安定したペースで4000、5000、6000と突破し続けていき、17時過ぎてから急に7G、5G、20G、11G、2G、みたいに浅いところで当たり続け、3連続で松ボーナスなど振り分けも良かったためそのまま時間ギリギリまで打つことにしました。

 

8000発を超えたのが19時ごろだったので撤収するか悩みましたが、こんなくっっっっそ楽しい台を2月までもう打てない、打ててもこんな良い状態は2度とないかもしれない、と思って、万発をめざしてがんばろうと続行、ちょい飲まれて6000発前後で揉み揉みする結果となりました。

 

万発の履歴を刻みつけて帰りたかった〜〜〜!!

  

直当たりの確率も良く、もしかしたら高設定だったかも。

一度だけ400(設定6の2倍)ハマりがあっただけであとは安定して引いていて、体感では1/200を切ってるかのように頻繁に来たりしました。

設定1(1/319)だったら400なんて当たり前のようにハマるので、ないものと思ってV入賞しか当たり契機がないつもりで打つのが良いかと思います。

 

100Gを超えると流れるトト子ちゃんの歌も3回しか聴かなかったし、最大ハマりが127Gでしたので、役物の調整と設定両方恵まれていたんじゃないかと思います。

 

つまり、全国導入でそこらへんのホールに導入されたときには体験できないほどの優秀台だった可能性が高いです。

 

さいごに

導入台数が少なく、しかも羽根モノということで長時間粘る人も多いと思います。1店舗に1台とかもザラだと思いますし、新台の期間はなかなか打てないかもしれません。

せっかく座れたら、ちょっと打っただけで諦めずに少し粘ってみてください。

そのための軍資金は2万円はあるといいかと思います。

調子悪い台でもそれなりに遊べるはずです。

 

というか2万円を超えるほど投資しないといけない台はかなり調子悪いと思いますので、それ以上は取り返すことを考えずに鋼の心で打つのをやめましょう。

パチンコは適度に楽しむ遊びです!

 

ぶっちゃけ、これ怪盗である意味ある?とは思います。

松クラならセリフ聴いたら「アニメのあの話のあのシーンのあのセリフ」としか思わないわけで、アニメのあのシーンは鮮明に浮かぶけど、怪盗の6つ子がお宝いただくよみたいなストーリー設定にはまったく聴こえないわけで…

 

もっというと、おそ松さんである意味もないですよね。

うんわかる。

でも個人的にはこれおそ松さんじゃなかったら12時間打ってないと思うし、12時間も打っておいて、飽きずにまた打ちたくなったりしなかったかもしれません。

 

おそ松さんじゃなくても、以前同じ役物で出たNORSOLと比較してもこの台自体がすごく面白いんですけど、12時間打ち続けられたのは演出の種類の多さがわりと大事だったと思うんですよね。

トキオシリーズとかも好きなんですけど、さすがに12時間は打てないなぁ飽きるなぁと。

 

6つ子+トト子ちゃんのキャラの個性とセリフの多さは、版権ものの、それもおそ松さんならではだと思います。

たとえばひぐらしでこの台を作っても、こんなにセリフが面白くマッチしなかったんじゃないkいやダイイチさんなら作れると思う面白いやつお願い作って

 

役物を突破するときの興奮、手に汗握る回転役物、ハズれたとき、当たったとき、6つ子のセリフが打ち手の心情をそのまま代弁してくれていて、ホールで叫べない自分の代わりに叫んでくれてるのがかなり面白かったし、意外とこの「おしゃべり」がほかの羽根モノでは味わえない楽しめるポイントだったなと思いました。

 

 2020.1.27追記

全国導入前にもう一度打てる機会があったので結果報告です

tamago625.hateblo.jp

 

本当にズルいおそ松さんのまねきねこ(すきっと)コラボ攻略法

おそ松さん×まねきねこコラボがたびたび行われていますね。

この記事を執筆している今も2019年のコラボ第3弾を開催中です。

 

このコラボ、グッズ販売とは異なり「カラオケで高得点をとることによってコースターや缶バッジ、アクスタがもらえる」というハードルが課せられています。

 

まあこの記事をご覧の方はわかってると思うので細かい説明は省きます。

みなさんが知りたいのはズヴァリ「攻略法」ですよね。

 

Twitterで時々見かけるのですが、「ビブラートをかけない」とか「アーアーアーやナーナーナーみたいにひとつの音で歌う」とかは攻略法じゃなくてただの「歌うコツ」だと思っています。

 

本当の攻略法がなぜ隠されているのかもあわせて説明したいと思います。

 

そのへんの事情も考慮して一応今回のコラボ期間が終わってからこの記事を公開しようと思っていたのですが、後出しでランキングという鬼畜ルールはひどいなと思ったのと、真面目に頑張って1枚2枚のコースターしか手に入らなかったり、ドリンク飲んだり売り上げに貢献している人ほどリターンがないという「正直者がバカを見る」を地でいくこの状況にモヤモヤし続けてきたし、終わる前に暴露してしまうことにしました。

 

さすがに半年もやってるし今暴露したところでランキングが大きく変動することもないと思うので、(延長がなければあともう1ヶ月もないのですが)コースターとれずに泣かされてきた方が少しでも獲得できると良いなと思います。

すきっとの採点システム

まず「すきっと」の採点システムですが、普段カラオケをする人ならわかると思いますがこいつ尖りすぎてます。

 

D○MやJ○YS○UNDといったカラオケの採点というのは、音程のほかにビブラートや音量の強弱、しゃくりやこぶしといったテクニックをあわせて採点しています。

 

すきっとは完全に「音高」を判定しています。

「音程」ですらない、音高です。

 

たとえば440Hz(A4、いわゆる高いラの音)から1音となりの466.164Hz(A#4、ラ#)に移動するとき、人の歌う自然な音程の流れでは、450Hzあたりの高さの音が混ざったりしますよね。

 

しかしすきっとの採点ではそんなものは認められません。

少しでもずれたら減点です。

 

脱線:

このシステムをみんなクソだと言いますが、音高に関しては正確すぎるので、ほかの「儲けるためにユーザーに気持ちよく歌わせて甘い採点をする」機種と違って、歌の練習をするには実はけっこう使えますよ。

 

他の機種だと、音が微妙に外れているときにも「しゃくり」や「こぶし」と判定されたり、声のブレを「ビブラート」と判定されたり、1音のズレに満たない外れ方は外れていないように表示されたりするので、自分でなんとなく違うな〜と思っていても直し方がわからないことがあります。

すきっとなら目で見て上にずれてるとか下にずれてるとか一目瞭然です。

ストイックに音高を矯正するのにはかなり有用です。

 

脱線しましたが、というわけですきっとにおいては「歌をうまく歌える」かどうかは採点にまったく関係ありません。

多くの人が攻略法として挙げている「ビブラートをかけない」というのは、この音高からはずれないように、聴き心地のまったく良くない平べったい音をまっすぐ出せ、という意味です。

「アー」とか「ナー」とか1つの音で歌えというのも、ブレを少なくするため、まっすぐ声を出しやすくするためのテクニックです。

 

ただ、音痴の人から言わせれば、それがわかっても攻略法にはならないと思うんです。

だって、その高さの音を自由に安定して出せるなら音痴で悩んでないから。

(ちなみに細かいこというと9割の人は音痴です。程度の差があるだけで、音痴だと思ってないみんなも音痴なんですよ。カラオケ上手い人でも、雰囲気でうまく聴こえるけど音高が合ってないという人がたくさんいます)

 

結局のところ、曲に合わせてピッタリと音高を合わせて声を出せる人しか、コースターをもらえないのが現状です。

まっすぐ正確に音を出すだけのゲームだと思え

すきっとの採点基準は「音高」です。

つまり「感情表現」や「声量」など、人間のもつ「歌唱技術」ではありません。

正確な高さの音がマイクに入力されれば基準が満たされます。

 

もうわかりますよね。

 

マイクに向かってmidi音源を流せば歌わなくていいということが。

 

(ちなみにこれは「攻略法」じゃないんで、ここだけ読んで「なんだそんなことか」と思って回れ右しようとしてる方、まあ最後まで読んでください。これはすきっとの攻略法ではあるんですけど、おそ松さんコラボの攻略法ではないです。)

 

自分でキーボード叩いてmidi録音して曲に合わせて流しときゃいいんです。

 

卑怯ですか?

 

いいえ、すきっとの採点がそういうルールのゲームなので、卑怯でもなんでもありません。

D○MやJ○YS○UNDのように録音して人に聴かせるわけでもないし、あなたのパフォーマンスに応じて景品がもらえるルールではないのです。

「正確な高さの音を出すことでしか点がとれない採点機能で高得点をとる」ことがゲームクリアの条件なんです。

 

歌の練習をしたり、人と得点や歌唱力を競うのであれば、自分の体を使って歌うべきですけどね。

というかD○Mで楽器を使って100点とかとってる人がたまにいるんですが、あれは何がしたいのかよくわかりませんね。人に聴かせるわけでもなく100点という数値がつくだけなのに、それやってどうするんだっていう…ただランキング上位にいたいのかな…意味わからんな…

 

私は疑い深くひねくれた人間なので、コースターを大量獲得しつつガセ攻略法を広めている人たちは本当はこの方法を使っていると思うし、人に教えないのは獲得できない人にダブりをなるべく高くたくさん売るためだろうなと考えています。

あとはランキング式の場合にライバルを増やさないためっていうのもあると思いますね。

おそ松さんに関しては途中までランキングはなかったので前者の意味合いが強そうです。(今回の第3弾で後出しされたランキング式はちょっとひどいですね、他のジャンルみたいに最初から出てればまだしも)

 

先に挙げたような「歌うコツ」を親切に丁寧に説明してる人たちも、それを攻略法として広めることで、真の攻略法からみんなの目をそらそうとしてるんじゃないかと疑ってるんですよね。

 

もしそうではなく純粋に変な歌い方して100点目指してるんだとしたら申し訳ない。

ほんと、申し訳ないですけどかなり非効率なので、それ、おすすめしません。

 

私はひたすらmidi流しておいてイヤホンで別の曲聴きながらPC作業したり仕事の書籍読んだりして時間を有効活用しています。

 

どの曲で実践するのが最適なのか

おそ松さん×まねきねこコラボのポイントの仕組みだと、3分10秒以上の曲で95点を出したら300ポイントになり、1曲歌うだけで1枚コースターがもらえます。

 

枚数を稼ぐには300ポイントに足りるギリギリの長さの曲をひたすらローテーションしていくことです。

 

しかしそれだと缶バッジやアクスタが欲しい場合には非効率です。

なぜなら曲と曲のスパンが1回50秒ほどあるから。

その間は歌唱時間にならないわけですから、短い曲で回数が増えれば増えるほど、1時間あたりで得られるポイントが減ります。

(第3弾でえいがサントラのジャケットが表示されるようになりましたが、あれさらにロス増えてません?)

 

缶バッジやアクスタを狙う場合、何万ポイントととる必要があり、ほっといてもコースターは勝手に集まります。

そこでポイント効率を考えるならば、なるべく長い曲で最低95点以上とる、という必要が出てきます。

 

おそ松さんでいうと「SIX SAME FACES〜今夜は最高!〜」とか「SIX SHAME FACES〜今夜も最高!〜」とかになります。

 

ガセ攻略法の記事とか動画を真面目にぜんぶ見たことがないのですが、すきっとの曲のランキングを見ると「今夜も最高」がぶっちぎり1位なので、おそらく攻略法としてこの曲が紹介されてるのかなと想像しています。

違う理由だったら教えてください。自分で探せ?うーんだってめんどくさい

 

でも実は一番おすすめなのは、「今夜は最高」の方です。

 

先ほどmidi音源を流すという攻略法を暴露しましたが、疑問がわくと思います。

 

「楽器できないし耳コピできない」(いや、がんばれよ)

midi音源を作るなんて難しそう」(いや、がんばれよ)

「曲が始まるたびに再生するタイミングが難しい」(せやな)

「ループするときにずれるから放置できない」(わかる)

 

まあ、それでもやればいいと思います。歌うよりはるかに楽で確実に点数とれるので。

でも、「今夜は最高」ならそんな手間すら必要ないんです。

私がこれが本当の「攻略法」だと思ってる部分です。

 

「今夜は最高」は同じ音を流し続けるだけで点数がとれる

 

いや、ガセネタ流してる人たちならすでにここまで到達してるかもしれないな黙ってるだけで。

大勢に「今夜も最高」を歌わせておいてランキングをカモフラージュし、自分だけ「今夜は最高」をひたすら…カイジみたいな世界だな…

 

まずは騙されたと思って音叉アプリを使って、「C4」(ドの音)をマイクに向かって流し続けてみてください。

 

すきっとの採点システムは音高や音程には厳しいですが、「タメ」「走り」そして「オク下(オク上)」には甘いです。

 

「今夜は最高」は台詞部分がずっと同じ音の連続になっています。

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セリフがずーっと同じ音

また、イヤミの歌唱部分も、トト子ちゃんと違って音程の差があまり激しくありません。

オクターブ違いは当たり判定されるため減点されません。

 

また、比較的オクターブ違いの箇所が多いため前後のタメ・走りも当たり判定される部分が広いです。(細かいリズムで短い音や高低差のある音程が多いと、このメリットが得られないため「今夜も最高」の方では実現できません。)

 

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ズレに気づくのが遅い鈍感なすきっとかわいい


 実際のガイドメロディのドット通りでなくても減点が少ないため、C4を流しっぱなしにするだけでコンスタントに97点をとり続けることが可能です。

 

C5でもいけますがちょっと高くてうるさく感じるので、C4がマイクもちゃんと拾える高さでちょうど良いと思います。

 

ただ音叉アプリを何時間も起動していると端末が発熱してくるので、私はC4を延々流し続けるmidiを作り、iTunesに入れてiTunesで再生するようにしています。

これでループし続けるのでタイミングも関係ないし、ずーっと放置できます。

 

あ、さすがに知ってる人も多いと思いますけどテンポは最速にしときましょう、テンポ変えても歌唱時間のカウントは元の時間のままです。

性善説で考える「攻略法」を誰も広めない理由

先ほど指摘したように、この攻略法をおそらく知っているであろう人たちがそれを隠す理由として考えられることは、「自分だけが楽して入手したい」「ほかの人が入手できないほうが都合が良い」という性悪説で見てしまうのですが、性善説で考えることもできます。

 

この攻略法が広まることで考えられる懸念点はこれです。

 

コ○ダカが、midiで得点が出せないような採点システムに改修してしまうこと。

 

採点システム側で対策されてしまうとこの手は使えなくなります。

そうすると自分も景品がもらいにくくなるのですが、自分だけでなく当然ほかの「普通に歌って景品を獲得している人たち」も、もらいにくくなってしまいます。

 

たとえばD○Mのように不自然なビブラートをかけないと点数が出ないシステムになってしまったら?

J○YS○UNDのように原曲と違うバーに忠実なリズムで棒読みをしないと点数が出ないシステムになってしまったら?

これ、もともと歌が上手い人たちもやりづらいし、すきっとに特化した人たちもやりづらくなってしまいます。

採点システムが高度になればなるほど、別の小手先の技術が必要になってきて、景品を獲得できる人の母数が減ります。

 

そうするとダブりを交換したり譲渡することもできなくなってきて、結果的に、歌える人も歌えない人も景品が手に入らなくなります。

 

これはめっちゃ困りますね。

 

そこで「みんなあくまでも自分で工夫して歌ってますよ〜」というフリをしてるということが考えられます。

 

次回コラボで生きるのか、それとも死ぬのか

ただ、実際のところ採点システムって諸々の特許とかかなりいろいろあってですね。

 

第○興商とエク○ングのほぼ二強の状態の中、参入したコ○ダカのすきっとが現状アレなんですよね。

ああいう形の採点システムにしか(技術的に不可能なのではなく手段として)できなかった、という可能性が高いです。

もちろん技術力が追いついていないというのもあるかもしれませんが、そうそう簡単に対策されて大きく採点システムが変わるということはないと踏んでいます。

 

できるとしたらせいぜい「今夜は最高」のmidiデータをもっと細かくきれいに打ち込み直すくらいのことかと思います。

それでもやられたらかなりめんどくさくなっちゃうんですが、もともとこの攻略法を使わずがんばっていた人にとっては何も変わらないので、同じ方法で継続すれば良いかと思います。

追記:

ちょうどこの記事を出した7/4に、あらたにコ○ダカの特許・実用新案の公知がありました。こういう感じで楽曲データの生成方法が変わったり進化していくといずれ通用しなくなるわけです。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2019-109324/E5D62E0073B8F9D79AFB77167CA86D544E12866EE1ED4EBD91483DEB98AE3F14/11/ja

 

そもそもすきっとのアニメコラボ特化って、苦肉の策だと思うんですよね。

すきっとが導入されはじめたころって、本当にただの「曲も少なく音もひどい使えない機種」でしかなかったと記憶してるのですが、いつの間にかこんなふうにコラボしまくってたんですよ。

 

おそらくですが、コ○ダカ側のねらいとしてはあくまでも「すきっとの普及」「ルームの稼働率改善」つまり業界内のシェアを掴みとるビジネスであって、景品にかかるコストが多少嵩んだとしても、マーケティングとしては成功である可能性があります。

むしろ攻略法があることがわかって、みんながこぞって挑戦するために部屋を埋めてくれるほうが良い。

(原価率や粗利率考えたらコラボドリンクの注文が増えるのが営業利益そのものには一番いいと思いますが、店舗の拡大やすきっとの設置数など業界シェアという視点では稼働が大事なので)

 

もし次回のおそ松さんコラボがあったとして、コ○ダカが対策してくるようなら「きちんと歌ってお楽しみください」ということだと思うのでそのようにすれば良いし、してこないのであればこの方法でみんながハッピーになれば良いのです。

結局のところ暇な人が勝つ

どんなに楽に点数をとる方法があろうと、ルームに入室しなければならない以上、「拘束時間」の問題はなくなりません。

みんなが同じ時間で同じ点数をとれるようになったとしても、今までもこれからも、「入室する時間(とお金)がある人」が一番稼げるわけです。

 

コースター1枚も、缶バッジもアクスタも、獲得するために必要なミニマムの時間は変わることはありません。

 

とくに累計ポイントでもらえる景品が欲しい場合、ひとつのアカウントでポイントを積まないといけないので、ランキングに関しても暇人しか勝てないルールです。

(学生と主婦と日勤の人と夜勤の人とかで共用アカウント作って昼夜まわして景品を分ける方法もあるでしょうがトラブルすごそう)

(タイムチケットとか使って人にやらせる方法もあるでしょうがトラブルすごそう)

 

そうなるとお金はないけど時間がある人がポイントをせっせと貯めて、お金はあるけど時間がない人がその景品をお金で買う、という方法でwin-winになる感じでしょうか。

試算してみましょうか。

 

ワンカラの缶バッジを欲しい場合

「今夜は最高!」を97点でまわすと1回あたり420ポイントくらいとれます。

缶バッジひとつは30,000ポイントなので、だいたい71回くらい必要です。

「今夜は最高!」1曲をテンポ920で流し、次曲までのロスタイムを追加するとだいたい5分かかります。

355分=約6時間ですね。ひえ〜

まあ特別な技術は不要なので東京都の最低賃金985円×6時間で5,910円。

 

(「人にどこかに行って何かしてもらうことを頼む」ということには、最低でもこれだけお金が必要ってことなんで、今までケチなことを考えていた人は認識をあらためましょう)

 

ワンカラの6時間分のルーム代ですが、新宿で平日のモーニングフリータイムなら1,200円、週末のモーニングフリータイムで1,500円、週末フリータイムなら2,200円。

 

1個目でほしいのが当たればいいですけどね〜もし運良く当たっとしても、だいたい7,000円くらいはかかる計算ですね。

あと頼む相手の交通費とかもありますからね。

ワンカラという限られた地域にしかない店舗に行ってもらって缶バッジをとってもらう、しかも自分の欲しいやつ。

この代行を頼むなら、またはすでに入手した人に譲ってもらうなら、いったいおいくらお支払いすべきなのか、見えましたかね?

 

まあアクスタにしか興味がなく、缶バッジイラネって奇特な人がダブったのを数百円で譲ってくれることもあるかもしれませんが、自分からそれを要求するのはドケチにもほどがありますので、メルカリとかオタマートを覗いて文句言ってる人たちは襟を正しましょう。

 

ちなみに数百円で売ってる側が安く売るなって文句言われたりするのは、しょうがないかなって思います。モノの価値を低くして需給バランスと物価を崩すのは将来全員の首を絞めますからね…

 

アクスタはまねきねこでもとれるので、まふとか使えば学生さんは低コストで荒稼ぎできますね。うらやましい。

 

この景品に関してはとくに学生と社会人で価値の感じ方がだいぶずれるんじゃないかと思います。

 

数百円の価値しかないと思うなら人に頼まず自分で取ってこい。

 

現場からは以上です。

 

2019/7/13追記:

Twitterでも補足ツイートしてるのですがこちらに私の考え方をまとめておきます。

 

Q. こういう不正は許せない

A. 「不正」というのは端末を改造して歌唱データを書き換えたり、サーバをクラッキングしてコースターの抽選結果を書き換えたりすることだと思っています。

本来のカラオケシステムで遊技(備え付けの機器を改造せず使用し、マイクに正確な音高を入力)している以上は不正ではなく、あくまでも「採点機能」を「攻略」しているだけとの認識です。

 

Q. 歌っていないのだからキャンペーンの参加方法として不正では?

A. キャンペーンのルールをご確認ください。

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採点チャレンジルール

https://www.skit-net.com/

ルールとしては「ポイントを蓄積するとステージをクリアできる」です。

なおここで書かれている「歌唱採点結果」「歌唱分数」というのはデータの名称でしかないので歌唱という単語を用いた意図をエスパーするのはナンセンスです。ルールとして「人間が歌唱しろ」と明示されていない、これが明確な事実です。

 

Q. ルールの裏をつくような真似をして恥ずかしくないのか!

A. 上記の通り裏はついていません。これは裏技ではなく「オモテ技」です。

裏技ではなく「攻略」しているだけの「攻略法」です。

すきっとの採点方法、ノリタメの仕組みなども、世の中に公知されている技術です。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2019-028310/57DCB705A26BC2A16161CFA3E44DD06966E73F91F00CB6A49EF7BA93ECD0E1AD/11/ja

特許って読んでるとほんと面白いですよ、いろんなモノの仕組みがわかります。おすすめです。これは万人に知る権利と機会が与えられており、これを知っていることはズルくありません。

 

Q. でもちゃんと歌ってないのは悪質なユーザーでは?

A. ルールとは別の倫理的な意味で問題視した場合の話ですが…

それを認めるならば、機械に合わせて歌詞を無視して「アーアーアー」という発声をしているのを「おそ松さんの歌を歌っている」とは言えないということも認めなければなりません。

 

強弱をつけず、いわゆる歌唱技術をすべて捨てて、音高だけに忠実な機械的で気持ち悪い声をマイクに入力することを、「ちゃんと歌っている」とは言えないというのが私の考えです。

 

自分はもともとカラオケ自体が好きで他の機種で「ちゃんと」歌ってますが、点数のために気持ち悪い声を出す人たちを尊敬はしていません。

(もちろん、ゲームとしてやっている遊び方を否定はしませんが、私の価値観では「ちゃんと歌っている」の定義としては当てはまらないと考えます)

 

Q. 非効率でも気持ち悪くても「自分の力で獲得する」ということが大事では?

A. そういう価値観を持った方が、そのようにすることを何も否定しません。

 

「自分以外が歌って獲得した景品」など絶対手に入れない、Twitterでの譲渡・友達との交換・メルカリなどでの購入、一切しない、たとえコンプリートできなくてもそれ以上望まない。

結構なことだと思います。サムライみたい。かっこいい。

 

しかし名古屋とか北海道とかにお住まいの方は大変そうですね。ワンカラ遠いしなぁ

そういう方々にそういうルール押し付けるのはさすがにかわいそうなんでやめてあげてください。

私は自分でいっさい歌わず人の力で揃えたものをお金で買っても全然いいと思ってますし。

 

ただ私自身は全部自分で獲得してるので人からもらったことないです。

店に行って、お金払って、時間使って、マイクに入力して、ポイント貯めるの、全部自分でやってるので…でも他人のをもらうことを悪いことだとも思ってないので、追加で欲しかったらメルカリで買うかも。

 

Twitterとかで「交換などは自分で交渉して努力して自分の力で集めてる!」っていうクソリプもらわないうちに先回りして書いておきますが、それ「どこまでが自分の力で景品を集める方法と言えるか」についての話にすり替わってて「採点チャレンジを自力でクリアして獲得すべき」という意見の是非を問う話じゃなくなってますからそういうめんどくさいのはやめておいてください。

 

Q. なんかコ○ダカが性能のいい機械作れないから悪い、自分は悪いことしてないって聞こえますが?

A.  別に性能のいい機械が作れないことを「悪い」って言ってるわけではないのでその点は否定させてもらいます。

 

人間が歌唱するべきという思想であれば、音程よりもなによりも、まず人間が歌唱してることを判定する機能を真っ先に実装しないといけませんがしていません。

「実装できなかった分は運用でカバー」となるのが開発現場の常ですが、運用でカバーもしていません。

ここでいう運用でカバーとは、「人間が歌唱するべき」という思想の周知と、キャンペーンのルール化です。

それをしていないということは、そもそもそんな思想は存在しないか、人間が歌唱しないことも想定したうえでキャンペーンを設定している、ということになります。

 

まあ実際いまの採点機能のまま、人間が歌唱していることや歌詞通りに歌っていることを判定する機能もつけたとすると、みんなが正々堂々と「歌って」70点くらいを出し続けてコースターがもらえない世界になるだけだと思います。誰も参加しなくなるしコ○ダカも損すると思いますが。

 

Q. 参加者を増やすために悪質なユーザーが増えたら意味ないのでは?

A. 「悪質なユーザー」の定義を、「自分で歌わない人」と解釈して私の意見を述べます。

 

声を出せない機能障害を抱えた人や、音高をあてられない、いわゆる音痴な人を排除して参加者を絞るよりも、「攻略法」を使う参加者が増えたほうがメリットがあれば、意味はあります。

そしてそのメリットはあると考えます。私が企業側ならそうします。

 

さらに、私が企業側なら、そういった方々が「攻略法」を用いて参加することでお金を落としてくれたり、すきっとの稼働率知名度を上げてくれるのであれば、それを「悪質なユーザー」と呼ぶような真似は絶対にしないと言えます。

 

もっと言うと、そういう人たちに「攻略法」を使うことを認める前提で、「健常者なんだから自分で歌え」とか「音痴じゃないんだから自分で歌え」とかいうのもおかしな話で、ハンデをなくすというのは全員が同じ土俵で力の差なく闘えることでなければならないので、全員「攻略法」を使えば良いと思います。

えいがのおそ松さんの年代考察 〜その他編〜

競馬とカラオケ以外にも検討したい材料がたくさんある

競馬もカラオケも好きなのでこの2つを主軸にむつごが18歳だったのはいつのことなんだろうかというのを考察(妄想)してきました。

tamago625.hateblo.jp

tamago625.hateblo.jp

 

これ以外にもいろいろヒントがありそうなので挙げていったら量が増えてしまったのであらたにこの記事にまとめることにしました。

 

スマホについて

18歳の十四松が登場する楽しいシーン。

背景のお店では「新スマホ ホイホイホーダイ」というのぼりが立っています。

ホイホイホーダイってなんやねんw

客をホイホイ釣るんか?w

 

18歳の一松が登場する楽しいシーン。

みんなで写真を撮るのにコンデジ使っています。

コンデジが普及して、携帯とは別でカメラを持ち歩く人が多かった頃ですね。

高画素のガラケーも出てきていたものの、物足りない感じでした。

しかしえいがのコンデジ、なんであんなストロボの音が重たいのか謎です。

 

文化祭のメイドを撮る子たちもみんなガラケー

 

卒業式の日にイチたちを撮ってるのはインスタントカメラです。

(私もまさか写ルンですが消えゆくと思いきや不死鳥のように蘇るとはこの頃は想像もしていませんでした…)

どうでもいいんですけどこの子の撮り方だと絶対写真の端っこの方に指の影が写りません?

 

高橋さんの家で7ショットをとるときも、わざわざ、カメラをとってきています。

 

高校生にはまだスマホが当たり前になっていない時期です。

しかしホイホイホーダイののぼりがあるところを見ると、おそらく普及期にはあると思われます。

ガラケーからの乗り換えとかのキャンペーン(社会人向け)ではないかなと。

 

じゃあ実際その時期っていつなんでしょう。

 

今回もwikipedia先生に教えていただきましょう。

スマートフォン - Wikipedia

2008年に個人向けのインターネットサービス、2010年にblackberry用spモードを提供とありますね。

つまりこのころに業務利用ではなく個人が自分のケータイをスマートフォンに変え始めているはずです。

日本のガラケーって独自すぎるとはいえ進化しすぎていたのも事実で、思い返すと「あれってスマホじゃなくてガラケーだったんだっけ?」みたいな機種がたくさんありますね。(biblioとかあったなぁ…auの尖った端末好きだったなぁ…Xminiとかもよかった)

 

ほら、2010年ぴったりすぎませんか? 

松造の休暇について

そこそこのブラック企業でも子供の卒業式とか入学式にお休みをとらせてもらえてるお父さんはたくさん見て来たので、やはり卒業式は平日に行われていて、前日が中山開催の日曜だったという線は全然ありえるなと思ってます。

 

学生さん目線で考えると土曜に仕事で卒業式が日曜でお仕事お休みだったんじゃない?って思うかもしれませんが、社会人から言わせると日曜にお仕事している「サラリーマン」はたくさんいますので全然特定できないです。

 

これに関しては日曜仕事で月曜卒業式にしたいからっていう気持ちのこじつけではなく、松造の前日当日の行動だけではその日程を否定できる材料にならないという感じです。

 

あともし3月14日が土曜日だったとすると、この記事の表のとおり、天候面であてはまる日程がなくなってしまうんですよね…

ホワイトデーについて

ホワイトデーのわりには誰もそわそわしていないな…ということで卒業式前日が3月14日なのが疑わしいな〜なんて思っていましたが、よく見るとトト子ちゃんのそばに、花束とかぬいぐるみとかあるんですよね。これ、いただき物なのではないかな?と(いやそもそも最初はバイオリンも持ってなかったけどねギャグアニメだからね…)

 

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高校の頃は大人っぽくなることに憧れて20代になってから幼く見える髪型にする、あると思います…

完全ヒロインしていて彼氏の存在も匂わせない当時のトト子ちゃんに対して、抜け駆けしてプレゼントできる男子高校生ってそんなにいないかもしれないし、にゃーちゃんみたいなファンの子(女子)からもらったプレゼントの可能性も高いですね。

 

自分の高校時代を思い返すと、すでに友チョコとかやってたしバレンタインに女子同士で盛り上がるくらいで、ホワイトデーは静かだったかもしれません。

 

ところでホワイトデーに男子でつるんでカラオケに行く連中、みんな絶対彼女いないだろうと思うんですが…。

体操着について

女子がブルマじゃないあたりに現代っぽさを感じます。

wikipediaを見てみると、

公立校は2004年、私立校でも2005年を最後に、女子の体操着としてブルマーを指定する学校は日本から消滅した。 

とあります。

95年に問題提起され徐々に廃止の機運が高まり、その後数年で廃止した学校が増え、遅い学校でも2004年には廃止されたということになります。

 

対応が早かった自治体であれば2004年以前にすでにハーフパンツなどに変わっていたでしょう。

自分の記憶だと実家から最寄りの神奈川県立高校でも2000年時点ではすでにブルマではなくなっていました。

赤塚高校も都内ですし同じ頃には対応されていそうです。

カラオケのリモコンも2003年以降となりますし、それより過去の年代である可能性はなさそうですね。

むつごの年齢設定について

むつごは20代前半という設定だったと思うしそう信じていたのですが、ソースがなんだったかまったくわからず、ほんとに公式設定だったのか?と疑問に思ってちょっと調べてみました。

おなじみWikipediaで見るとどうやら日経エンタテイメントで言及されていたようです。

個人的なルールではこういうのは「あくまでも裏設定」なので考察には影響しないんですが、せっかくなのでもうちょっと踏み込んでみます。

 

前回の記事のとおり、2010年が高校の卒業式、当時18歳だったむつごは、えいがの「現在」を2019年とした場合、27歳です。今年の5月で28歳を迎えることになります。

2015年(1期)を基準とした場合、24歳なのでこちらのほうが自然ですが、いずれにしても内川の「学生だっけ?」って質問がいまいち不自然ですね。

(もちろんその年齢の学生さんも世の中にはたくさんいるんですが、高校時代のむつごのことを知っていてなお学生やってると思うか?と…)

 

ところで2期の冒頭、だいぶメタ的なナレーションと白黒のむつごが、1期から2年経過していることを明言しています。

そのあと登場するイヤミとチビ太も、時間が経過していることを示唆していますね。

その後も「キャンペーン発動!」や「年賀状」「チョロ松事変」で現実世界と日時がリンクしています。

 

2019年3月15日の時点で28歳の場合

ではもし、2015年から2019年まで現実同様に時間が経過しているとすればどうでしょう。

 

2015年10月(1期スタート時点)〜2016年5月23日まで20代前半の最大値24歳であった場合、前回の考察のとおり2019年5月24日で28歳となります。

一応、この線で考えればこれまでの考察が破綻することはなくなりました。

 

その年齢で全員ニートだったらそりゃニート村って言われてもしかたないし内川も心配してきつく言うのわかるし周りのみんなも引くわ。

2019年3月15日の時点でも20代前半設定で24歳の場合

1期放送開始の2015年10月の時点で21歳です。

20代前半設定としてはこれでギリギリの若さかなと思います。

そうすると高校卒業は2013年3月ということになります。

 

これ、成立しなくなっちゃうんですね。

 

先のカラオケ考察のとおりですが、2013年1月の時点で一松の手にしているデンモクには新曲配信されていないため、高校生をターゲットとした立地のRanRanがそんな設備というのは説得力があまりないように思います。

 

また競馬の考察からいくと2013年3月14日は木曜日のため、そもそも中央競馬は開催されていません。かつ天候も完全に日照時間0です。

こちらが府中で

www.data.jma.go.jp

こちらが船橋です。

www.data.jma.go.jp

船橋は夕方に日照時間がありますが、当初おそ松とカラ松が競馬場に着いたころ、外の様子は晴れでした。

っていうかだからこんなこと調べなくてもそもそも中山開催してないってば!

 

じゃあサザエさん方式で、歳とってません!っていう場合どうなるでしょうか。

 21歳で高校の同窓会して、みんな社会人になっててニート村があんなに怒られることあるでしょうか?

そりゃ大学進学せずに働いている人もいるでしょうが、大学進学せずにあつしくんあそこまで成り上がってたらやばくね?B●W買える21歳1軍とかいうレベル???

2015年10月〜2019年3月15日まで歳をとっていない場合

せっかくなのでもう少し、サザエさん方式で歳とってないっていう場合を真面目に検証してみましょう。

 

これは簡単な話で、卒業式の可能性がある2004年と2010年のいずれかで18歳だったときに成立する年齢を考えるだけです。

当然2004年は除外されますので、2010年3月時点で18歳だったとすれば、2015年10月の1期スタートは何度も出ているように24歳となります。そこから先「おそ松さん」たちは歳をとっていない、2019年3月15日も24歳。

来月5月24日に誕生日が来ても、彼らは24歳です!

 

まとめ

まとめっていうかまとまらなかったことをここに詰め込んでみましたがいかがでしたでしょうか。

円盤が出たらまたいろいろ書くかもしれません。

 

パチンコCRおそ松さん〜おうまは最高!〜を打ちたい初心者向けガイド

パチンコCRおそ松さん〜おうまは最高!〜の遊び方を解説

おうまは最高!で遊びたいけどパチンコのルールがよくわからない、コツが知りたいという「初心者」向けにかんたんに解説します。

この記事では99verを想定して説明していきますが、69verもスペック表で異なる確率や出玉以外は同じです。

 

スペック-99Version|パチンコおそ松さん~おうまは最高!~

 

とくにこの機種は全国導入3000台、設置店舗は約1000店と少なく、かつその店舗に1台しかなかったりと、なかなか遊べる機会がありません。

ダイイチ直営店に遠征したりする方もいると思いますが、せっかく座れてもろくに遊べず飲まれて終わりではつまらないですよね。

 

最低限の遊び方と、実際どのくらい当たるものなのか?というところを知っておくだけでも、ぐっと楽しめるようになります。(あとイライラしなくなります)

 

基本的な遊び方のフロー

非常にシンプルでわかりやすいルールです。

用語といっしょに説明します。

おうまは最高!

1. まずは左打ち

右下のハンドルを右に少しひねると、球が自動で飛び出していきます。

通常時は★1あたりを狙って打ちましょう。これを「左打ち」と呼びます。

ハンドルを右に回しすぎてあまり強く打つと、球が右の方にいってしまいますが、これでは当たりません。

 

左のどこを狙うかによって、球が落ちていく軌道も変わります。

その日のその店のその台の釘次第なので、これは微調整しながらちょうどいいところを探すしかありません。

 

ちなみに硬貨などを使ってハンドルを固定することは基本禁止されています。

詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。

www.bengo4.com

 

たしかに固定してれば疲れなくていいんですが、甘デジだとちょくちょく当たって打ち変える必要があるので、個人的には結局固定したり外したりするくらいなら最初から固定しない方が楽だと思ってます。

 

甘デジと確率についての話はまた後ほどしますね。

 

2. ヘソを狙う

盤面の中央下★2に聖澤庄之助がいます。

これが「ヘソ」と呼ばれるもので、ここに球が入ると★4のドラムが回転します。

通常はこのヘソに球を入れるようにがんばってください。

ハンドルの加減で、ちょうど球が入りやすい流れを探ります。

 

ヘソに球が入らないと本当に何も始まりません。

つまり、甘デジで当たる確率が高くても、釘でここに入らないよう調整されていたらなかなか当たらなくなってしまいます。

だから釘を見るのは大事なんですね。

 

左打ちをして、ヘソの方にいく球があまりにも少なく、左側の釘が開いてるところからポロポロこぼれて消えていく球が多すぎる場合はあまり良い釘とはいえません。

4円パチンコの場合、1000円で250個の球を使うことができますが、1000円分打って20回ドラムが回せればまあまあ、10回だとかなり渋いと思ってください。

逆に25回くらい回せてるのに「全然回らなくてつまらない!」と思ったりしないようにしてくださいね。

 

とはいえ近隣ではしごして良台を見つけることが難しい機種ですので、もし自分が座った台が1000円で10回転なら「この先1万円まではスッて良い」と割り切って演出を楽しむか、別の機会を待つかの2択になります。

 

自分の狙い所が悪いだけの場合もありますので、まず最初の1000円分で球が入りやすいところを探して、次の1000円分で何回転できたかチェックしましょう。

これでもし全然入らないような台であれば2000円の損失でやめられます。

(その2000円を惜しんで取り返そうとする人が何万も負けるのがパチンコです)

 

3. 保留ランプ

ヘソに球が入りドラムが回転している間に次の球がヘソに入ると、★3の「保留ランプ」が点灯します。

保留は4回分まで貯めることができ、満タンの状態でヘソに球が入った場合は死に球となります。(ドラムを余分に回すことはできない)

とはいっても、ヘソに球が入ることで「賞球」と呼ばれるご褒美が数個出てきます。

ヘソの左側にも小さい入賞口(チャッカー)があり、ここに入った場合も球が出てきます。

 

ときどきこの保留ランプが点滅したり色が変わったりします。

  • トド松「やる気ない感じに見せといて〜…」で白点滅はあまり当たりません。
  • カラ松「もっともドラマティックなんだ」で青に変化でちょっと期待。
  • 毎回セリフがよく聞き取れないんですが赤に変化で激アツです。

赤くなったところでハズレもしょっちゅうあるので期待しすぎるとガッカリします。

 

プレイしているとときどき紫になることがあるのに気づくと思いますが、これは大当たり中のみで、毎回ブラックアウトするのですがだいたい何も起きずに終わります。

何十回かに1回、競馬リーチに発展することがあるくらいです。

 

4. ドラムは見てなくても問題ない

身もふたもないですがプレイするときに大事なのは球がヘソに入るかどうかなので、回るドラムをワクワクしながら見ている必要はまったくありません。

私はずっと球の行方を追っています。

 

ほとんどの回は何も起きませんから、キャラクターがしゃべったり、保留変化で期待の予告があったとき、あとは大当たり中に眺めるくらいで大丈夫です。

スロットだと出目によって設定を判定したりするので見落としがあると困るのですが、パチンコはぶっちゃけ目を閉じててもプレイすることは可能です。

 

ですがこのドラムなかなか面白くて、リールが個別に動いたりするんですよね。

ときどき左リールから順に光って上に上がっていく予告があって、これ派手な演出で見るのは好きです。

ただ右のリールが上がって当選するのはこれまた何十回に1回なので期待はせず眺めましょう。

こういう演出にいちいちワクワクしているとガッカリ度合いが半端なくてイライラしてくると思います。

 

そしてこのドラムで「777」が揃えば当たりです。赤や青など違う色が混ざった「777」は当たりではありませんので、「なんでー!?」って思わないように。

ごく稀にこれといった派手な予告もないままいきなり揃うことがありますが、多くの場合なにかしらアツそうな予告があります。

 

ヘソに入って当たるうちのほとんどが3R(約315賞球)ですが、1%の確率で16R(約1680賞球)が当たることがあります。このときは赤7がクロスで揃います。

 

私が見たことあるのだと、実況が「松野チョロ松の日常…」とか喋り出して、特定のキャラのドキュメンタリー風ナレーションが始まるものや、ただの青保留ダブルリーチでどうせ当たらないだろうと油断してたらあっさり当選っていうことがありましたね。

 

細かい演出の期待度はまた別の機会にまとめようかと思っています。

 

5. 当たったら右打ち

ドラムに「777」が揃って大当たりが出ると、「右打ちしてください」というアナウンスが流れます。

そしたらハンドルを右にめいっぱいひねれば、★5に向かって球が飛んでいきます。

大当たりになると★6の入賞口が大きく口を開けて待っていてくれますので、ここに球がコロコロ入っていって賞球がもらえます。

 

スペック表にある「3R」とか「16R」というのはここが開く回数で、1Rあたり「7カウント」つまり7個球が入ったら閉じられます。

賞球15個×7×3R(16R)が大当たりのご褒美ということになります。

 

16Rだとフルコーラスの楽曲のラスサビ前くらいまで聴けます。

すべての曲にそれぞれドラムとライトの動きが連動していて見応えあります。

私はこれがすごく好きですね〜ノリノリになります。

 

釘次第ではなかなかチャッカーに入らず長めに聴けることもあります。

つまり球を打たずにいるとずっと聴いてられるように思えますが、本当にずっと放置していると賞球0のまま終了するので注意してください。

 

あとパチンコでもスロットでも大当たり中の消化を遅らせて長々と台を放置するのは周囲に対する示威行為になり反感を買いますのでやめましょう。

自然と音量が小さくなる機種もありますが、そのままになってしまう機種もあります。

大音量で大盛り上がりのままトイレとか行って帰ってこないやつがいると「うるせえな」って思います。

 

6. 松野家グランプリで連チャンを狙え!

ラウンドが終わると、さらにその後に「松野家GP」が開催されます。

これは何かというと、「時短」「ST」と呼ばれているものです。

 

普段は、なかなか入らないヘソを狙ってドラムを回しますよね。

「時短」「ST」はこれを短時間でたくさん(99verで40回、69verで30回)回させてくれるサービスです。

 

右打ちをしていると★6の上にある赤い三角のぴょこぴょこ(電チュー)が動きます。

ここがヘソと同じ役割をしていて、ここに球がどんどん入り賞球も出てくるため、持ち球を減らすことなく短時間でたくさんドラムを回せるわけです。

 

「時短」はその名の通り時間短縮でしかないのですが、「ST」は「確変(確率変動)」のことで、通常より当たり確率が高い状態でドラムを回せます。

これで連チャンすればまた3Rか16Rのご褒美がもらえますので、連チャンで持ち球を増やしていくことがこのパチンコの目的となります。

 

気をつけなければいけないのは、電チューは自動でぴょこぴょこしてくれるわけではありません。

実は電チューの上に「スルーチャッカー」と呼ばれるゲートがあり、ここを球が通過すると電チューが開くのです。

普通に右打ちをしているとだいたいここを通るのでぴょこぴょこし続けてくれるのですが、スルーを通りづらいように釘を調整している台があります。

 

そうなると

スルーを通らない→電チューが開かない→保留もたまらないし賞球も出ない→右打ち中に球が減る

ということが起きます。

 

ヘソの釘が甘くどんどんドラムを回せてどんどん当たるように思える台でも、実はこういうところで持ち玉を削られていることがあります。

 

釘調整は奥が深いですね。

 

とくに連チャンしなかった場合は通常に戻りますので、「左打ちに戻してください」と言われたら右打ちをやめましょう。

右に打ち続けても球が死んでいくだけです。

 

以上が基本的な遊び方…というかそれ以上でもそれ以下でもない、それしかやることはありません。

とってもシンプルでわかりやすい台です。

 

実際どのくらい当たる?1/99なら99回に1回当たるの?

結論から言うと、99回に1回当たるとは限りません。

もちろん99回に到達する前に当たることもよくありますが、「よくある」だけです。

700回くらい回してる台なんかもあります。

 

「○回回したら確実に当たる」というものではありません。

いわゆる「天井」がありませんので、500回もハマってるからそろそろ当たるだろう、とかそんなことは関係ありません。

単純にドラムを1回回すたびに「1/99の確率で当たるくじ引き」をしてくれてるだけです。

 

つまりどこから初めても同じこと。

自分が座って、そこから1回回してそれが当たる確率は1/99。

2回目も、1/99。

ただ、逆に考えればハズレだけを永遠に引き続けるのもまた難しいわけです。だって1/99の確率で当たっちゃうから。

 

そういう確率の計算で、1/nの確率の抽選を試行したとき、n回以内に当選する可能性は63%だそうです。

99verなら99回ドラムを回して当たる可能性が63%しかありません。

nの2倍の回数以内に当選する確率が13%。

つまり76%の確率で198回以内に当選します。

24%、およそ1/4の確率でそれを超えて回すことになります。

結構リスクあるでしょ?

 

その覚悟を持って回すか、「100回くらい回したらもう当たるでしょ」と考えて回すかで、メンタルへのダメージが異なります。

そういうもんだ、と思って割り切ってプレイしましょう。

 

甘デジだからといって当たりやすいわけではない

先ほど少しだけ釘の話もしましたが、甘デジや遊パチというのは名前だけ見れば簡単に当たりそう、安く長く遊べそう、と思われがちですが実際はそうではありません。

 

たしかに当たりの確率は高いのですが、反面、そのために店側が釘を締めてなかなか入賞しないようにしていることが多いです。

 

おまけに、それを乗り越えて当たっても出玉は少なめ。

勝つまでに時間がかかるし疲れるし、500回ハマって飲まれるときは、1/319の機種でも1/99の機種でも同じだけ飲まれます。なのにその後当たってもリターンがないので、取り返せるまで続けて投資するのが難しくなります。

 

好きな台で遊びたいから、スっても良い、遊ぶためにやるだけ、と割り切ってやるのが一番おすすめです。

私は少なめの投資で遊べて、大きくは勝てないけど少ない損失でやめられて、時間さえかければそこそこ出る、この機種はかなり好きです。

 

競馬リーチで誰を選ぶ?

結論から言うと、「誰を選んでも関係ない」です。

 

ヘソに球が入って抽選された時点ですでに当落が決まっています。

あとはワクワクさせる演出を長々と見せられているだけです。

 

時短中は600m地点から始まって短めに終わりますが、通常時のヘソ入賞だと2400m障害まであって長いこと長いこと。

これでハズレだったときの虚しさほんとつらいです。

 

ただまあ自分が楽しむためにある程度キャラクターは選んでいます。

 

着席1回目でこれといった演出がない場合の競馬リーチ→一松

青保留&ハニーやバイクなどのアツめのカラ松のセリフからの競馬リーチ→カラ松

赤保留orチーターなどのアツめのおそ松のセリフからの競馬リーチ→おそ松

保留色と一致しないバイクからの競馬リーチ→チョロ松

保留色に関係なく「絶対十四松!」や「野球」セリフからの競馬リーチ→十四松

時短orST中のこれといった演出がない競馬リーチ→トド松

 

で外れたら次回競馬リーチは同じキャラクターを選びます。

トド松のフェローリは正直あまりアツくないのかな?という印象でそこから競馬リーチにいくことがあんまりないんですよね。

 

カラ松は普段から保留やリーチでセリフが多い分ハズレも多いので、青保留と重なったときしか選んでません。毎回カラ松になっちゃうしハズレたらカラ松にハズレるイメージついちゃうんで。

 

おそ松のセリフは出現頻度が低い気がしてて、かつ赤保留と重ねて期待度が高いときに選んでるのでだいたい当たるし、やっぱ競馬だからこそ「おそ松兄さんかっこいい〜!!」ってなりたいがためにやってますねw

 

あとは連チャン中に適当に三男〜末弟をローテしていく感じ。

 

推しを選んで当たりたい、推しを選んでハズレたくない

っていう方におすすめなのはやはり予告で期待度が高い演出だったときに推しを選ぶことですね。

通常中であれば「赤保留」を目安にします。

青保留はしょっちゅう外れますので。

 

あとはドラムブレイク演出でデカパンのあとに少なくともチビ太、そのあと導光板の赤むつごが表示されたときは少し期待度が高いのでそれをラインにしましょう。

ダヨーンはしょっちゅう出てきますが、保留やほかの演出と重なってないと全然当たらないです。最低でも3段階目の「楽しみダヨーン」か赤フラッシュの「ダヨーン」じゃないとワクワクしないですね。

当選のアツさというよりはそもそも「競馬リーチにいくかどうか?」のアツさの目安にしかなっていない印象ですね。

 

ちなみに★6あたりにあるセグ(数字のデジタル表示)にKEIBAって出てたら競馬リーチ確定なのでその時点から演出をチェックしておきましょう。

 

先ほど説明した「時短」と「ST」の違いもある程度判別できます。「ST」のときはそもそも当選確率が高いので、期待度が高い演出がきたらその時点で当選している可能性が高いです。

逆に時短orST中なのに競馬リーチでハズレたら、「あ、これただの時短かな(スンッ…)」ってなります。

 

あと負けたと思わせて「あぁっとレースにインチキがあった模様です!」って言いながら当選することがあるので、直前までの演出がめちゃめちゃアツかったのに負けた時は保留ランプ見ちゃいますね。消えずに残ってたらまだ演出続いてるので。

落馬したら勝てる可能性高いの?

落馬しないよりは高いように思えますが、実際は落馬しなくても他の要素で当選濃厚が示唆されていたりします。

期待度はあくまでも個人的な印象ですので参考程度に留め置きくださいね。

途中経過で2位

もっともよく見るパターンです。

途中経過2位だった場合は期待度30%くらいに思っていた方が心の健康に良いです。

落馬が絡んでも平気で負けたりします。

休憩して水飲んだりスマホチェックしたりしちゃう。

競馬リーチ前の演出のアツさと落馬でちょっと期待度が高まるくらいです。

すんなり勝てることもなくはないので、演出の期待度込みでも50%くらいじゃないかな?という印象ですね。

途中経過で1位

脳汁が出そうなドゥルドゥルという音とともに1位で表示されたらアツい!

でも途中経過1位でも負けたことはあります!ほんとに!つらい!

1位の時にセグが「66」で停止することがあるんですけど、これは当選濃厚ですね。

(建前上「確定」とは言わず「濃厚」としておきます)

セグ停止なし、落馬なしでも余裕で当選したりするくらいアツいのが1位です。

負けたことありますけどね!!

 

ハードル障害で落馬、続けてゴール前に落馬で実況が「独走状態です!!」って喋った時はびっくりしましたね。

そんなアツい状況でまさかシングル(3R)とはね。

 

ちなみにセグが「77」で停止し落馬なしで当選したときは、当選時に導光板のむつごがレインボーで表示されて16Rだったりしました。脳汁ドバー

だから落馬はあんまり関係ないんだって。

途中経過で3位

むしろ1位よりレアなんじゃないかと思ってる。あんまり出ないです。

1位とまったく同じパターンで、セグが「77」で停止し落馬なしでゴールしたらレインボーむつごが出て16R当選し、脳汁ドバーだったことがあります。

レインボーむつご無し含めると合計4回ありますね。

単純に落馬なしで16R当選だったこともある。

てか自分がメモってる分だけで、5回中4回が16Rですねこれ。

 

いや〜3位の方が圧倒的にアツい。

 

残り1回の普通にシングル当選したときは、そのまま松野家GP1回転目にドラムが3つ上がっていきなりシングル連チャンしてましたね。

 

「途中経過3位でセグも止まらないし落馬もなし、はぁ〜全然ダメだな」って思わせておいてドバーさせるやり口、いいぞもっとやれ。

調教チャレンジの期待度は高いの?

ぶっちゃけ期待してません。連打するのめんどくさ…

自分の体感だと10%〜20%くらいで当選かなと思ってます。

なお先に説明したとおり抽選は済んでいますので、必死に連打しても意味はありません。周りから変な目で見られるのでぶっ叩かずに普通にぽちぽちしましょう。

当選のとき

たぶん最低6回叩けば良さそう(いつも普通に連打するから試したことないけど)

普通に連打らしいペースで連打するとカラ松まで表示された後すぐにおそ松まで点灯します。楽。

 

一度、いつもよりやたらトド松で時間かかってるなってことがあったんですがそのあと残り5人が一気に表示されたりしました。

たぶん叩いた回数と経過時間でごにょごにょしてるんだろうなと思ってます。

落選のとき

ぽちぽちしていけば必ずカラ松までは表示されますが、おそ松兄さんは粘ります。

当たる時はすぐ当たるのでおそ松兄さんが粘った時点で叩くのやめていいです。

ふわーっと消滅していきます。

 

まとめ

というわけで、最初に知っておくことでプレイ中も心穏やかに過ごせそうなポイントをお伝えしました。

パチンコは適度に楽しみましょうね!

続・えいがのおそ松さんの年代考察 〜カラオケ編〜

えいがのカラオケシーンが琴線に触れ妄想が生まれ記事が生まれる

前回続ける気はないと言ったものの、書きたいことがいろいろ出てきたので、引き続きTwitterでつぶやいてたことをちゃんとまとめて書いていきます。

前回の記事はこちら。この記事についても補足したいことがいっぱい出てきたので最後の方にまとめます。

追記:

補足が増えたので内容を整理して3つの記事にしました。

 

tamago625.hateblo.jp

tamago625.hateblo.jp

さて、先の記事では競馬と当日の天候から、卒業式は2010年だったのではないかという説を展開しました。

それをさらに強めることができる材料がしっかりありました。

 

そう、カラオケです。

 

カラオケという題材は年代が特に出やすいところ。これはしたり。

 

非常に個人的な話をするとヒトカラという言葉が生まれて浸透する前から普通に一人でカラオケに行きまくっていたくらいにはカラオケが好きなので(そのうちまねきコラボについても書くかもしれません)、松がカラオケに行くシーンを公式本編で描いてくれたことが嬉しすぎました。

これはもう記事書かずにはいられません。

しかもみんなウケてるかなり面白いシーンに仕上げてくれて、感無量。

 

でもかなりびっくりしたのが、一松の「しょうがないでしょ俺カラオケ来たことないの!!」発言。

 

あんだけウィーしておいてあのメンツとカラオケ行ったことないの?嘘でしょ?毎回理由つけて断ってたの?enjoyの試着も断れないイチが???断れるの???カラオケを?????

大人のトド松でさえ内川の誘いをうまくかわせずに連れていかれるくらいなのに…

 

それに後から入って来た柳田も「あれ、イチがいる」って言ってますがその後のセリフから察するにこれは単に「家に帰ったんじゃなかったっけ」っていう疑問でしかなくて、イチが珍しくカラオケに来た!感が一切ないんですよね。よくわからない。

 

だいたい松野家は家族でカラオケとかしないのかよ…そこが残念だよ…

「いや自分歌とか無理なんで」って言って留守番してたりするの?

むつごでカラオケ妄想ができないじゃないですか…

 

むしろananの無理にカラオケしてるイチのほうがありそうですし、家族と行った時は自分のペースで歌える一松というのもありそうな妄想なのですが、私は公式の製作した本編と公式サイト以外の情報に関しては公認であっても「あくまでも裏設定」「そういうサービスコンテンツ」と捉えるタイプなので、えいがのカラオケ未経験が正史と考えています。ananは違う世界線っていう考え方…

 

f:id:tamago625:20190904183234g:plain

この公式GIF、内川のGIFがあれば「カラオケいこうぜ」とかに使えるのに…

しかし自分で矛盾するんですが本編以外の情報を除外して捉えると、「えいが本編全体がすべて高橋さんの夢」とか、なんなら「高橋さんのくだりも含めてすべてがファンの誰かが見てる夢というメタ設定でそれを映画という形で見せられている」という壮大な夢オチの可能性も捨てきれなくなってきます。

ただ、そうするとなんでもありになってしまって、ananのほうが現実世界の可能性も出て来ます。

 

もうこんなの人それぞれ好きに妄想すればええんや

この記事は私の妄想を垂れ流すんや

 

これ全部前置きです。長いですね。じゃあ本題いきますね。

カラオケRanRanのシーンから見る年代

一松たちの入った部屋はDAM

カラオケ機器本体が描かれていないしスクリーンに映ってるのもぜんぜんカラオケ映像じゃないし内川は歌詞も見ずに歌ってるのかなんなんだこれは…という疑問も浮かびますが、そこはおいといて一松が手にしているリモコンに注目しましょう。

 

このUIはDAMの古いタイプのデンモクで、いまだにこの白黒のUIのまま稼働している端末もありますので、見覚えのある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私はこの端末を「PM100Ⅱ-DK」と睨んでいます。

  • 白黒タッチパネルである
  • カテゴリボタンが落花生みたいな変な形してるUI
  • 右のメニューを除いた落花生カテゴリが3カラム
  • 端末の下部に物理キーがない

この4つが根拠です。

前身モデルである「PM100-DK」もハードの見た目には同じことが言えますが、カテゴリが2カラムなんですよね。えいがだと落花生みたいな形はしてないのですがレイアウトが同じです。

また後継モデルの「PM100Ⅲ-DK」になると、端末下部に物理キーがあります。

 

まあ麻雀の作画のひどさから考えても、これは単に作画上省略されているとも考えられますし、また特定の製品として描かないようにあえてテキトーにハズしているだけというのも十分考えられます。

 

ただ物理キー部分を、簡略化して描くことすらしていないということから、それはないものとして検討したいところです。

ちょうどすべての条件に当てはまるのが「PM100Ⅱ-DK」しかないので、これを推していきたいと思います。

特定したデンモクの稼働年代は2003年〜2013年

前回の記事で仮に20年分の中山日程と天候を調べましたが、ちょうどその期間内におさまっているので、これも年代を裏付けるかなりありがたい重要な材料になりそうです。

 

あらためて調べてみると驚きですが、デンモクって1モデルが10年稼働し続けるんですね。

実際には新モデルが出ても店側は予算の都合などもあるし徐々に入れ替えられていきますから、2013年の時点で稼働していたデンモクが2003年の時点で導入されたということはあまりないかもしれません。(ていうかたぶん10年使う前に壊れます。)

2008年くらいにようやく切り替えるような小さいカラオケ店がそのまま5年稼働させるというのは十分にありえます。

 

2013年1月に新曲の配信が終了しているというだけで機器はその後も使えるんですが、宿泊施設のパーティールームとかならともかく、通常営業しているカラオケボックスでそれはないと思うので、えいがのシーンもおそらく2013年以前でしょう。

 

ちなみに本体のほうは、現行最新モデルが「LIVE DAM STADIUM STAGE」(2017年10月発売)なのですが、これは前身の「LIVE DAM STADIUM」(2015年4月発売)のマイナーモデルチェンジ的な立ち位置になります。

 

ここ最近のDAMの傾向では、だいたい4年周期でメジャーの最新モデルが出て、発売から2年ほどでマイナーチェンジされたモデルが出るという感じになっています。

 

ただこの最新より一つ前の「LIVE DAM STADIUM」への切り替えすらまださほど進んでいなくて、大きいチェーン店でもいまだに旧モデルの「LIVE DAM」(2010年10月発売)が現役バリバリだったりします。もうすぐ9年です。

LIVE DAM」の出来が良かったというのもありますが、お店からすれば1台200万〜300万くらいする機器を常に何台も買い換えることは現実的ではないわけで、どうしても2モデル3モデル飛び越えての入れ替えとなりがちです。

 

カラオケってほぼ第一興商とエクシングの一騎打ち状態で新規参入が難しく、あまり競争しないので価格も下がらないし、そういう業界なんですね。

 

ちなみに一松が持っている形状で「LIVE DAM」に対応できるデンモクはないため、RanRanで一松たちが入った部屋はもっと古い「cyber DAM」(2000年10月発売)や「Premier DAM」(2007年4月発売)あたりではないかと推察されます。

当時の高校生が利用するカラオケボックスの傾向からも検討する

いまでこそ居抜き戦略で幅を利かせ始めたまねきねこなどが学生向けの割引をガンガンかけて集客していますが、もし仮に10年前だったとすると、まだまだルーム料金も高く、会員・学生であっても都内なら30分400円とか普通にあったと思います。

私もヒトカラは2〜3時間くらいで済ませていた記憶があります。(今はフリータイムで10時間居座ることもあります。ほんと安くなりました…)

 

このRanRanというお店、現実世界でいうとモデルになったチェーン店はバンバンなのではないでしょうか。(BanBanのBの下を抜いた感じ)

 

昔はよく「アパート改築しただけだろ」みたいなボロくて音響のひどいカラオケボックスがあちこちにありましたし、小さくて狭い雑居ビルの中に「ほんとに部屋数あるの?」って思うほど小さいカラオケボックスが入居していたりしました。

そういうところが意外と料金が安かったりするので、自分も中高生のころはカラオケ館だのビッグエコーなどというチェーン店とは無縁でしたし、おそらくRanRanも赤塚高校の生徒からすると、近隣で一番安いからとりあえずここいっとく的なお店なんじゃないかと思います。

友達とカラオケいこっか〜って話になったらとりあえず近場行きますし、入り口で料金見たらメジャーなチェーン店はだいたい高いし避けちゃうんですよね。

 

そうなるとRanRanは設備そこそこでちょい古いかわりにルーム料金が安いんじゃないかと。ワンカラとは対極な感じですね。

基本的に安いカラオケボックスは彼らみたいなグループ客のフードオーダーで利益を出すスタイルですし、制服のまま行くような高校近くに出店するとなるとターゲット層も生徒たちだと思いますし。

 

追記:

ラストで高橋さんが「現代」の赤塚を歩き回ってるシーンがありますが、RanRanがリニューアルしてるんですよね。

別のチェーンが居抜きとかではなくRanRanがそのままリニューアルしてるところみるとうまく営業してるんだと思うので、やっぱり赤塚高校(とおそらく近くにある中学校?学ランの通行人いましたしね)の生徒たちで繁盛していそうです。

 

で、そのターゲット層が相手となると新曲配信されてないなんてありえないってなるので、前項のように2013年よりも少し前の年代感だと思うんですね。

 

さらに、デンモクの発売からすぐには導入してない可能性も高いお店です。

そこで発売時期に近い2003年寄りではなく、2013年寄りじゃないかと思います。

 

もし仮に2003年寄りだとすると、発売から3年経過した「cyber DAM」導入と同時にデンモクの最新モデルを導入したという可能性もありますね。

ただリース料などを考えると、3年も経過した本体機器を今から入れるRanRanが真新しいデンモクにお金出せるかな?というのが疑問です。

 

それよりもむしろ2009年ごろに、発売から2年経過した「Premier DAM」と、発売から6年経過して現役バリバリの「PM100Ⅱ-DK」の組み合わせで導入というほうがあるかな〜と。

 

2007年の時点でCMシリーズとか新しいデンモクは出てるんですが、本体機器の動向からすると2007年にぴかぴかの「Premier DAM」導入ってのは厳しい気がしますね。

 

2007年ごろに発売から2年経過の「BB cyber DAM f-stage」と発売から4年経過の「PM100Ⅱ-DK」の組み合わせってのもアリか。そこから3年稼働もありえますね。

でもWikipediaを見ると

2011年現在この機種を置いているカラオケ店は少ない。

とありますので、もし導入していたとしてもさすがのRanRanも2010年かもう少し前に撤去してる可能性が高いです。

そこらへんも含めて考えるとやっぱり2009年ごろに「Premier DAM」と「PM100Ⅱ-DK」導入説を推したいですね。

 

途中で検討した2004年は、卒業式と前日の両日とも晴れで、天候面でももっとも適していた年でした。カラオケの側面から考察しても2004年なら可能性も高く適しています。

 

でも!2018NEWチョロ松兄さんが32歳になるのはやっぱないよな〜と思うので自信を持って除外させていただきます。

 

えいがの中で茶髪いじりされているので同窓会も確実に2018NEWチョロ松兄さん以降なんですよね。やはり2019年3月15日(1期2期の出来事がほぼ思い出として出てきているのでそれより後)とみて良いように思えます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回もまた妄想をもりもり書いてしまいました。

 

個人的な意見ですが、本編の一部を切り取って「これってつまりこういうことじゃない?」と感じてる時点ではそれはそうだったらいいなという「ただの願望」で、それが「これってつまりこういうことに違いない」と考えた時点でそれは「ただの妄想」となり、考察と呼べなくなると思っています。

 

「考察」をするからには客観的なデータや根拠が必要だと思うのでできる限り検証したつもりですが、まだまだ足りないのは重々承知で、あくまでも可能性の提示でしかないと私も自覚しているので、ご覧いただいた方もそのつもりでマサカリを投げるのはやめていただければありがたいです。

(別にまだ誰からも投げられてませんが)

 

前回に引き続きまたこの遊びにお付き合いいただいた方、どうもありがとうございました!

 

tamago625.hateblo.jp

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